太字の明朝体を使おうと、以下のようにしてみました。フォントは HaranoAjiMincho-SemiBold.otf に変えています。
\documentclass{jarticle}
\usepackage[deluxe]{otf}
\usepackage[noalphabet]{pxchfon}
\setboldminchofont{HaranoAjiMincho-SemiBold.otf}
\begin{document}
\textmc{\textbf{注意事項}}
\newpage
\textmc{\textbf{注意事項}}
\newpage
\textmc{\textbf{注意事項}}
\end{document}
これを platex でコンパイルして、dvipdfmx -f otf-haranoaji.map で pdf に変換すると、確かに「CSTMXW+HaranoAjiMincho-SemiBold-Identity-H」が埋め込まれている pdf ファイルができます。
ところが、2 ページ目だけ抜き出そうと dvipdfmx -s 2 -f otf-haranoaji.map とすると、今度は \setboldminchofont の設定が無視されているのか、「HARUIX+HaranoAjiMincho-Bold-Identity-H」と、SemiBold の方でない元の Bold の方のフォントが埋め込まれている pdf ファイルができます。
-s オプションを指定すると pxchfon の設定がうまくいかなくなるようなのですが、何か方法に問題があるのでしょうか。どなたかご存知でしたらお願い致します。
なお、とりあえず現在は、-s なしで全体の pdf ファイルを作って、そこから pdftk でページを切り出しています。