最近,プレゼンテーション資料をすべてbeamerで作成するようになりました.
(Windows XPでkakuto版texインストーラ+WinShellでTeXを利用)
数式をまとめた資料作成などにはceo.styを活用しており,
jsarticlek,jsarticleでのコンパイルには今までまったく問題がありませんでした.
そこで,beamerを用いる場合にもceo.styの力を借りて自由な箇条書きや,
豊富な機能を活用しようと考え,本文の最後に示すテストソースを作ってみました.
コンパイルにはエラーはでませんでしたが,
数式の出力が何やらおかしいんです.
引き算や掛け算(\times)が表示されません.
(一方で,$\kurosankakub$などの特殊記号は表示可能でした.)
ちなみに,四則演算の出力は足し算(+)しか表示されません.
どなたか改善策を教えて頂けないでしょうか.
以上,よろしくお願いします.
最後に今回悩んでいるソースを載せます.↓
%以下,福岡教育大中田先生のHPで公開しているソースより一部引用
\documentclass[dvipdfm]{beamer}
\usepackage{graphicx}
\usepackage{ceo}
\usepackage{beamerthemesplit}
\usetheme{default}
%%%%%%%%%%%%%%%% 数式がboldとなる
\mathversion{bold}
\usepackage{txfonts}
%%%%%%%%%%%%%%%% 地の文がboldとなる。設定しだい
\renewcommand{\familydefault}{\sfdefault}
\renewcommand{\kanjifamilydefault}{\gtdefault}
\title{これはテストのタイトル}
\author{福岡教育大学太郎
}
\institute{福岡教育大学}
\date{\today}
\begin{document}
\frame{\titlepage}
\frame
{
\frametitle{数学的準備}
\begin{itemize}
\item<1-> 準備段階では数式を持ち出してもしかたない。
\item<2-> 例えば
\item<3-> こんな数式も。
\end{itemize}
\begin{eqnarray*}
e^x - 1 = \sum_{n=0}^\infty \frac{x^n}{n!} \\
3 \times 2 = 6
\end{eqnarray*}
$\kurosankakub$これは表示できる
}
\end{document}
早急な対応ありがとうございます.
言われたとおり,プリアンブルに\usepackage{txfonts}を追加したところ,
マイナス記号他,主要な数学記号はすべて出力されました.
こんなにすぐに解決されるとは思いもしませんでした.
一日中試行錯誤していたので,非常に助かりました.
ありがとうございます.
beamerでceo.styを用いるときは,他のコマンドも相互干渉を起こしているようですね.
非常に勝手なのですが,
よろしければ,以下についてもコンパイルエラーが生じる原因を教えてください.
①数式中に和文が入る,以下のコマンドでエラーが起きました.
●\kotae{x+1}
●\overbrace<12,12>{○\cdots\cdots○}^{2n個}
「エラー: ! Not two-byte family.」
②itemizeにおける\itemの箇条書きスタイルの変形がうまくできない.(jsarticlekでも)
●\renewcommand{\labelitemi}{$\kurosankakub$}のような変形を行うと,
変更前の箇条書きスタイルと変更後の箇条書きスタイルが重なって出力される
「 エラー: !Package amsmath Warning: Foreign command \over;
エラー: ! LaTeX Error: \labelitemi undefined.」
amsmathの\overの定義を消せばエラーは1行目のエラーは消えました.
2行目については”\def\labelitemi{$\kurosamkakub$}”とすることで,
エラーは消えましたが,何も変更されませんでした.
ceo.styの場合,②のような箇条書きにはあまり困らないのですが,
プレゼンテーション資料の場合は意外と必要に迫られております.
①はあると便利な機能なのですが・・・
私にはエラーを解消できませんでした.
ちなみに数式についてですが,
エラー内容を伝えるため無理やり「-1」を追加したので等式は成り立ちません.
以上,よろしくお願いします.
言われたとおり,プリアンブルに\usepackage{txfonts}を追加したところ,
マイナス記号他,主要な数学記号はすべて出力されました.
こんなにすぐに解決されるとは思いもしませんでした.
一日中試行錯誤していたので,非常に助かりました.
ありがとうございます.
beamerでceo.styを用いるときは,他のコマンドも相互干渉を起こしているようですね.
非常に勝手なのですが,
よろしければ,以下についてもコンパイルエラーが生じる原因を教えてください.
①数式中に和文が入る,以下のコマンドでエラーが起きました.
●\kotae{x+1}
●\overbrace<12,12>{○\cdots\cdots○}^{2n個}
「エラー: ! Not two-byte family.」
②itemizeにおける\itemの箇条書きスタイルの変形がうまくできない.(jsarticlekでも)
●\renewcommand{\labelitemi}{$\kurosankakub$}のような変形を行うと,
変更前の箇条書きスタイルと変更後の箇条書きスタイルが重なって出力される
「 エラー: !Package amsmath Warning: Foreign command \over;
エラー: ! LaTeX Error: \labelitemi undefined.」
amsmathの\overの定義を消せばエラーは1行目のエラーは消えました.
2行目については”\def\labelitemi{$\kurosamkakub$}”とすることで,
エラーは消えましたが,何も変更されませんでした.
ceo.styの場合,②のような箇条書きにはあまり困らないのですが,
プレゼンテーション資料の場合は意外と必要に迫られております.
①はあると便利な機能なのですが・・・
私にはエラーを解消できませんでした.
ちなみに数式についてですが,
エラー内容を伝えるため無理やり「-1」を追加したので等式は成り立ちません.
以上,よろしくお願いします.
amsmath が使えるならば,
例:
\mbox
ではなく \text
を使うべきだと思います.例:
\documentclass{jsarticle} \usepackage{amsmath} \begin{document} $ \int_{x = \text{始点}}^{\mbox{終点}} \text{なにか} \mathrm{d}x $ \end{document} ちなみに,数式中に生で (\text などでくくらずに) 日本語を入れるのはやめたほうがいいです. # アルファベットをそのまま書くと数式記号と捉えられることからの類推として.