Atomでtex文書がコンパイルできなくなった件について

Atomでtex文書がコンパイルできなくなった件について

- Keito AKIYAMA の投稿
返信数: 2

初めてこちらのフォームで質問させていただきます.

質問の仕方について不備がございましたら,ご指摘いただけますと幸いです.


使用しているPCはMacBook Air,,OSはMac OS Montrey12.6です.普段,テキストエディタAtomを用いてLaTeXによる文書作成を行なっています.初期設定は済んでおり,今まで問題なく文書作成ができておりました.TeXLiveは2021年度版のものです.

本日,今までできていたbibtexのコンパイルにエラーが生じ,色々と試行錯誤して修正を試みたところ,任意のtexファイルをAtomでコンパイルすることができなくなってしまいました.おそらくlatexmk.jsのファイルに変更を加えてしまったことが原因だと推察しております.ですが,latexmkの仕組みに対し不勉強なゆえ修正方法がわかりません.

以下にエラーの内容を記しますので,どなたかご教授いただけますでしょうか.


・エラーメッセージ:

Texification failed with status code 255 and output of"Latexmk: Stopping because executing following code from command line

= 'dvipdfmx %O -o %D %S';

gave an error:

syntax error at (eval 15) line 1, near "="

"


・latexmk.js(抜粋)

constructArgs (jobState) {

    const args = [

        '-interaction=nonstopmode',

        '-f',

        '-cd',

        '-synctex=1',

        '-file-line-error',

        '-halt-on-error',

        '-latex=lualatex',

        '-e',

        '"$dvipdf=\'dvipdfmx %O -o %D %S\'"'

    ]


以上,どうぞよろしくお願いいたします.

Keito AKIYAMA への返信

Re: Atomでtex文書がコンパイルできなくなった件について

- はやて (h20y6m) の投稿

まず重要なこととしてlatexmk.jsは設定ファイルなどではなくAtomのlatexパッケージの実行ファイルです。 つまりlatexmk.jsを書き換えることは設定変更ではなくatom-latexの「改造」です。 当然、危険が伴うものであることを認識しておいてください。

さて、改造前のlatexmk.jsをバックアップしていれば、それを上書きすることで元に戻すことができますが、「修正方法がわかりません」ということはバックアップを取っていなかったということだと思います。

まずは現在使用しているlatexパッケージのバージョンを確認してください。 そして https://github.com/thomasjo/atom-latex/tags から同じバージョンのファイルをダウンロードしてその中のlatexmk.jsを改造してしまったlatexmk.jsに上書きしてみてください。

もしそれでも直らないようなら一度Atomからlatexパッケージをアンインストールして再インストールする必要があるかもしれません。

% ところでAtomは2022年12月15日で終了するようですがそのあたりは大丈夫でしょうか?

はやて (h20y6m) への返信

Re: Atomでtex文書がコンパイルできなくなった件について

- Keito AKIYAMA の投稿
丁寧にご回答いただき誠にありがとうございます.

latexmk.jsを書き換えることの危険性を当方全く認識しておりませんでした.ご忠告いただき非常に頭の下がる思いです.
https://github.com/thomasjo/atom-latex/tagsから該当ファイルを上書きする方法で無事環境は修復し,コンパイルすることが可能になりました.

%今回のトラブルでVScodeへの移管を考えていたところでした.はやて様のおかげでAtomを使い続けることができるようになりましたが,結局移管する準備は行うべきなのかもしれません.