>処理系やディストリビューションに依存しますか?
しません.
ただし,原理的にはバージョンには依存するので
配布形態によっては,それによる
何か動作上の差異はあるかもしれません
(というか,\documentclassの下請けに仕様変更が関わっているんですが,普通に使う分には違いはないといっても問題ないと思います).
LaTeXは,
TeXという言語で実装された
フレームワークみたいなもので,
そのTeXというものにも種類が複数あって,
なんとかTeXの種類に依存しないで同じ動作をするべく
開発チームがすごく頑張ってくれている
というイメージで問題ないと思います.
公式ドキュメント・・・
source2eかな.
texdoc source2e
とすれば,LaTeX2eそのもののソースコードの説明がでてきます.索引から探すか検索するのがよいですが,読むのはかなり大変です.
慣れるとlatex.ltxから直接読む方が楽ですが,膨大な数のマクロの海に容易に飲み込まれます.
こっちのほうが多少コメントがあるので助かるかもしれません.
ちなみに,
\documentclassというマクロそのものは,
・\documentclassが再び使われたらエラーになるようする
・LaTeX2.09コンパチブルモードでなければ,\usepackageを\RequrePackageで定義する
・オプション引数をclsファイルに引き渡すよう細工する
という処理を行いますが,本質的なのは三つ目です.
この三つ目の動作を追いかけ始めると面白くはなりますが,途端にマクロの沼に突き落とされます.