Rasberry piでのTEX使用の可能性について

Rasberry piでのTEX使用の可能性について

- 山田 明 の投稿
返信数: 2

初めまして、

シングルコンピューターのRassberry PI 4Bが発売となって、
安価に、コンピューターを扱える時代となりましたし、
一般のPCがWindows10となって、不自由さを感じることも多いです。

そこで、Linux環境で、日本語論文作成をねんとうにおいてのTEX環境構築に、
素人でもチャレンジできる環境をご指導ください。
因みに、TEX Liveは、必ずしもかんたんではないように思います。
山田 明 への返信

Re: Rasberry piでのTEX使用の可能性について

- 北川 弘典 の投稿
> 因みに、TEX Liveは、必ずしもかんたんではないように思います。

とおっしゃられているので,答えになっていない気がしますが,これを書いている環境が Raspberry PI 4B (2 GB) 上の Arch Linux ARM (32 bit) + 64 bit kernel なのでコメントします.

TeX Live のインストール自体は,TeX Wiki の記事 (https://texwiki.texjp.org/?Linux#texlive) にある「パッケージ管理システムを使わずに TeX 環境を構築する方法」に従えば,一般のデスクトップ・ノート PC と同じようにできます.

私は MicroSD カードの容量を考え,「install font/macro doc tree」「install font/macro source tree」はあえてオフにしました(が,今考えるとオンにしても問題はありませんでした).

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使う上で気になるのはメモリ容量です.Rasberry PI 4 上で GUI を走らせているからかもしれませんが, LuaTeX-ja でいろいろな和文フォントを使おうとするとメモリを使い果たすことが多いです.
* IPA(ex) フォント
* 原ノ味フォント(https://github.com/trueroad/HaranoAjiFonts ,TeX Live 2019 最終版にはギリギリ収録された)
* 源ノ明朝・源ノ角ゴシックの「サブセット OTF 版」
ぐらいに留めておいたほうが安全でしょう.
山田 明 への返信

Re: Rasberry piでのTEX使用の可能性について

- m c の投稿
Raspberry Pi上のRaspbianではありませんが,Raspberry Pi Desktop for PC and Macでしたらインストール・
運用経験があります.

> 素人でもチャレンジできる
とのことですので,最も簡単な方法ということでしたらパッケージ管理システムから texlive-full と texworks
をインストールすることかと.
ただし,現状のリポジトリに収録されているtexlive-fullはTeX Live 2018最終版で,tlmgrによるアップデートは
できません.

設定 > Add/Remove Softwareから上記を検索してインストールするか,ターミナルから
sudo apt install texlive-full texworks
を実行させることでインストールできます.

ディスク容量が数GB必要ですので,少なくとも16GB以上のSDカードでラズパイのシステム構築をすることが
先に必要です.
#16GBではちょっと心もとないので,32GBくらいのほうが良いかも
#外部USBディスクからの運用というのもありますが,ハードルが高くなります