dviout for Windowsの印刷メニュー画面

dviout for Windowsの印刷メニュー画面

- ほ が の投稿
返信数: 2
dviout の印刷画面のメニュー構成について教えて下さい.
長年愛用させてもらってますが,メニューがファイルによって違うことが起きどうしてなのかわからないでいます.
通常,Printの設定画面で一番下にReduce/Magnify the size of a page の枠があり
そこに
Same size A4->B5J A4->A5 1000 ↕ /10 %
# Others
と出てくるのですが,同じdvioutからでも別のファイルでは
Same size 81.6% 70.7% 1000 ↕ /10 %
# Others
と出てきてしまいます.一度これに変わってしまうと上の表示になったファイルでも戻らなくなります.
前者のメニューでA4をB5に縮小していたので下になると面倒です(865/10 %に直してます).
このメニューの違いは何から生じているものなのでしょうか?
ほ が への返信

Re: dviout for Windowsの印刷メニュー画面

- 北見 けん の投稿
(使っていておそらくこうだと思うだけで、
 仕様文書などは確認していません)

このメニューの違いは、DVIOUTが
目下の用紙サイズを規格名で認識しているか、
あるいは幅と長さの数値で認識(ユーザー定義)しているか
によると思います。

目下の用紙サイズ認識は、「Paper」メニューで確認できます。
印刷ダイアログがA4などの規格名で出るときは、
目下の用紙認識も規格名になっていて、
印刷ダイアログがパーセント数値で出るときは、
目下の用紙サイズがユーザー定義になっています。

この、目下の用紙サイズ認識は、メニューから手動で変更したり、
用紙サイズを指定する special 命令を dvi ファイルから読み取ったときに
更新されます。
用紙サイズのspecial が 「papersize=***pt,***pt」のように
長さ指定になっているのを読み取れば目下の認識が「ユーザー定義」になります。
用紙サイズの special が読み込まれるのは、
更新されたファイルが(AutoReNew などの機能によって)再読み込みされたときや、
special が埋め込まれている1ページ目を他のページから戻って再表示したときなどのようです。

用紙サイズの special がどんな形式でどのページに埋め込まれるかは、
使用する文書クラスやパッケージによって異なります。

で、
> 一度これに変わってしまうと上の表示になったファイルでも戻らなくなります
この問題の解決策ですが、
自分の利用スタイルに合った special を埋め込むように文書クラスやパッケージを改変するか、
意図に反して変わってしまう度に、
dviout の Paper メニューから用紙サイズを規格名に選びなおせばよいかと思います。
北見 けん への返信

Re: dviout for Windowsの印刷メニュー画面

- ほ が の投稿

北見様,回答をどうもありがとうございます.

用紙指定に関わるdvioutの認識違いがメニューに反映しているとのこと,合点がいきました.確かに用紙の自動判別が1つはA4だったのに1つはuser defined でした. ソースでどこが違ったのかを比較検討してみたいと思います.それでこの件は解決しそうです.

どうもありがとうございました.