Windows でTeXを使っており(TeX Live isoイメージから入手), Windows 64bit 版のバイナリ集を ''〈インストールディレクトリ〉\2016\bin\win64`` 以下に配置しました(もともとのインストールされていたWindows 32bit版のそれと配置方法はほぼ同じはずです)。
しかしながら,いざ処理にかけてみると,
>platex .\testplatexwin64.tex This is e-pTeX, Version 3.14159265-p3.7.1-161114-2.6 (sjis) (TeX Live 2016/W32TeX) (preloaded format=platex) restricted \write18 enabled. ---! c:/Users/hf-npb-036/Desktop/winix/usr/local/texlive/2016/texmf-var/web2c/eptex/platex.fmt made by different executable version (Fatal format file error; I'm stymied) >となり,門前払いされてしまいました。
''hoge.fmt made by different executable version``という警告(?)は fmtファイルが異る翻訳を経ているよ ということなのでしょうが,同じ処理系なのにどうしてそういった解釈になるのかちょっと分かりません。
蛇足ながら,前にTeX処理系を野良ビルドした時, 根幹のファイル郡をTeX Live,その他の日本語処理などのファイル郡をwin32texから取ってきたのですが, その時もこのような警告がでました。 ですので私は単純に,「同じ処理系で同じ翻訳を経ているならfmtファイルは正しく認識される」と思っていました。
Windows 32bit 版のplatex.exeでは問題無く処理できているのでぶっちゃけ当面使えなくても構わないのですが, せっかくの64bit Windows OSを持て余したくないので,可能ならばfmtファイルを正しく認識させる方法を 教えて下さい。 宜くお願いします。