TeX Live 2015 の xdvipdfmx が TeX Live 2014 の
xdvipdfmx と比べて,改悪となっているのは,
type1 フォントを native フォントとして使用できない
ことです:
%
% xetex (目茶目茶になる。)
%
\font\xxx="[utmr8a.pfb]"
\font\yyy="[cmr10.pfb]"
\xxx
This is a test.
\yyy
This is a test.
\bye
これは,FreeType ライブラリをやめたことの副作用でした。
最新の TeX Live repository のソースでは,type1 フォント
を native フォントとして使用可能になっています。
なお,今では xdvipdfmx は dvipdfmx への symlink になって
いて,実際のバイナリは一つだけです(Windows の場合は dvipdfmx.dll)。