数式モードについて

数式モードについて

- kasahara kazuki の投稿
返信数: 1
数学の参考書の要点をLatexを使ってまとめています。 文章の中に数式が含まれているので、数式が現れたら$xxxx$と、おおまかに文字ごと囲んでいます。 文字ごと囲んでもPDFにしたときちゃんと見れるのですが、どうも作業していて本来の仕様に沿ったつい買い方でないような気がします。 こういう場合もっと適した記述の仕方はありませんか? よろしければ、回答くださると助かります。
kasahara kazuki への返信

Re: 数式モードについて

- aminophen の投稿
\documentclass{jsarticle}
\usepackage{amsmath}
\begin{document}

ここは地の文です。
数式はその部分だけを囲んで
$\left( \int _0 ^\infty \frac{\sin x}{\sqrt{x}} dx \right) ^2 = \frac{\pi}{2}$
あるいは
\[
\left( \int _0 ^\infty \frac{\sin x}{\sqrt{x}} dx \right) ^2
= \sum _{k=0} ^\infty \frac{(2k)!}{2^{2k} (k!)^2} \frac{1}{2k+1}
= \prod _{k=1} ^\infty \frac{4 k^2}{4 k^2 - 1}
= \frac{\pi}{2}
\]
のように書きます。

数式環境中に普通の文を挿入したい場合、\verb|\text|を使わなければ
\[
\left( \int _0 ^\infty \frac{\sin x}{\sqrt{x}} dx \right) ^2 ここにaiueo文章が出ます = \frac{\pi}{2}
\]
のようになってしまい、普通の文字列も数式と同じように扱われてしまいます。

数式環境中では\textsf{amsmath}パッケージが提供する\verb|\text|を使って
\[
\left( \int _0 ^\infty \frac{\sin x}{\sqrt{x}} dx \right) ^2 \text{ここにaiueo文章が出ます} = \frac{\pi}{2}
\]
のように書きましょう。

\end{document}

こういうことを求めていらっしゃるのでしょうか。奥村先生の美文書第6版の97ページを読みましょう。