勘違いしておられるのではないかと思いますが、あなたのおっしゃる「Tgif の日本語化」と
はメニューの日本語化のことではないでしょうか。Tgif.SquareDoubleByteFont とは、
メニューの日本語化とは関係ありません。私よりもっと説明のうまい人が説明すればいい
のだと思いますが、一応説明します。
Tgif の図の中であなたが日本語を書いたときに、その日本語に PostScript フォント名
が割り当てられ、PS や EPS ファイルとして出力するときに、その文字列にそのフォント
名が割り付けられて出力されているのですが、Tgif の中でその日本語用のフォント名を
決めているのが、Tgif.SquareDoubleByteFont というリソースです。
Tgif で日本語を入力するときに、「あ」とかいうものを選んでフォントを日本語にしてから
入力していると思いますが、多分そのときに PostScript フォント名も Tgif の右上、ある
いは下の方に表示されると思います。その設定があなたの場合は IPAMincho-H にな
っているんでしょう。だから tgif はそういうフォント名を含むPSファイルを作るわけです。
PS ファイルに含まれる IPAMincho-H をなんとかそのまま使えるようにしたいなら、gs
や dvips などの設定を修正することになりますが、元々 tgif が出力してしまう
IPAMincho-H とかいう PSフォント名を、もっとより普遍的な Ryumin-Light-H とか
いう名前に変えたいなら、tgif の設定を変えることになります。
ちなみに、Tgif は、IPAMincho-H という設定がされていれば、そのようなフォントがある
かどうか、そのフォント名が正しいかどうか、などは全く考えずに、日本語に対してそういう
名前の PS フォント名を出力します。
あなたが自分の ~/.Xdefaults を変更してないのであれば、システムのデフォルトの
X のリソースファイルか、Tgif 用のデフォルトのリソースファイルでそう設定されているの
でしょう。しかし多分あなたの~/.Xdefaults に設定をすれば、それがシステムの設定を
上書きしてくれるのではないかと思います。詳しいやり方については、あなたのシステムに
関する X のリソースの変更方法の説明をインターネットなどで探してください。
私は Mac は使いませんので、状況は詳しくは知りません。xrdb や sed は、そちらの
環境での説明としては不適切だったのかもしれません。どうもすみません。