質問用フォーラムです。ご質問の前に質問のしかたをご覧ください。

背表紙付きの表紙の作成

- いりえ ゆり の投稿
はじめまして

製本直送.comというサイトを利用して、製本をしようとしています。
中身はできているのですが、表紙(表紙、背表紙、裏表紙が連なったもの)を作成したいです。
デザインは単純で、左から
・裏表紙(無地)
・背表紙(縦書きでタイトル)
・表紙(横書きでタイトル)
が並んでいるだけのものです(下記イメージ)。
サイズは本の厚みによって変わるので都度設定します。
このような出力を得る簡単なやり方などないでしょうか?
TeX歴は10年くらいですが、ほぼエンドユーザーとしての利用なので、あまり詳しくないです。

【イメージ】https://www.book-hon.com/wp-content/uploads/2020/01/hyousi_2.png

uline--.styで穴埋め問題を作る

- あ い の投稿
穴埋めに下線を引くことについて,質問させていただきます。

【環境など】
OS: MacBook (TeX Shop)
Compiler: lualatex
目標:書き込みの空白を伸長して,下線を引く


uline--.styで,以下のように穴埋め箇所に点線の下線を引こうと試みました。


%【souce】
¥documentclass{ltjsarticle}% !lualatex

¥usepackage{luatexja}% lualatexの日本語設定
¥usepackage{luatexja-fontspec}% lualatex多書体化
¥usepackage{luatexja-otf}% lualatex用otf
¥usepackage[usetype1]{uline--}% 本題の下線
¥newlength{¥testblanklength}%
¥newcommand{¥testblank}{¥settowidth{¥testblanklength}{#1}¥uline{¥hspace{¥testblanklength}}}%

%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
%¥AddCommandInUline¥testlength[][]{}% ←uline--.styに設置
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

¥begin{document}

¥textgt{【短い場合】}
 
¥testblank{あいうえお}
 
¥textgt{【長い場合】}
 
¥testblank{摩訶般若波羅密多心経観自在菩薩行深般若波羅密多時照見五蘊皆空度一切苦厄舎利子色不異空空不}

¥end{document}

エラーメッセージは以下です。

%【error message】
./testblank.tex:9: Illegal parameter number in definition of \testblank.
<to be read again>
1
l.9 ...length}{#1}\uline{\hspace{\testblanklength}}}

log fileは添付してあります。

発想としては,
① 穴埋めにしたい箇所の長さを測定する
② 測定値を1.5倍してhspaceで水平方向にその分の長さを取る
③ 水平方向のスペースを下線(点線)で括る
なのですが,以下のような問題点があります。
① そもそも\uline{\hspace{30cm}}が改行しない
② \settolengthをuline中で使えない(?)

どうすれば解決できるのでしょうか?

ちなみにuline--.styに一行追加したものを添付しようと思ったのですが,著作権についてよくわからないのでアーカイプを下に載せておきます。
申し訳ありません。

【uline--.sty archive】
https://web.archive.org/web/20160613154204/http://www.h4.dion.ne.jp:80/~latexcat/macros/macro-index.html

よろしくお願いいたします。

どうしてもコンパイルできません

- 上杉 尚己 の投稿

\documentclass{jsarticle}


\usepackage{amsmath,amssymb}


\title{課題6}

\author{K}

\date{\today}


\begin{document}

\newtheorem{theorem}{定理}

\begin{theorem}[オイラーの等式]

\begin{align*}

$e^x=1+\frac{x}{1!}+\frac{x^2}{2!}+\frac{x^3}{3!}+...\\

\sin x=x-\frac{x^3}{3!}+\frac{x^5}{5!}-...\\

\cos x=1-\frac{x^2}{2!}+\frac{x^4}{4!}-...$\\

$e^ix

&=1+\frac{ix}{1!}+\frac{(ix)^2}{2!}+\frac{(ix)^3}{3!}+...\\

&=1+\frac{ix}{1!}-\frac{x^2}{2!}-\frac{ix^3}{3!}+...\\

&=\left(1-\frac{x^2}{2!}+\frac{x^4}{4!}...\right)+i\left(x-\frac{x^3}{3!}+\frac{x^5}{5!}-...\right)\\

&=\cos x+i\sin x$\\

$e^i\pi

&=\cos \pi+i\sin \pi\\

&=-1$

\end{align*}

\end{theorem}

\end{document}


このファイルをコンパイルしたいんですが、エラーが出てしまいできません。

どうやら下から3行目に問題があるようです。

どなたかご教示願えないでしょうか。

「レイアウトの問題」のエラーメッセージについて

- t bz の投稿
秀丸エディタで編集してtexworksでコンパイルしていますが、添付のエラーメッセージが表示されて困っています。
パソコンを再起動しても、texファイル以外の関連ファイルを削除しても直りません。
対処法をご教示ください。
添付 レイアウトの問題.png

colortblパッケージ使用時のmultirowの表示不具合について

- t bz の投稿
colortblパッケージを使用して、表の列に色をつけたところ、\multirowを使用した部分がうまく表示されません。
(下記コードの「え」の部分)
解決法をご教示ください。

\documentclass[a4j]{jreport}
\usepackage{multicol}
\usepackage{multirow}
\usepackage{colortbl}

\begin{document}
\begin{tabular}{|>{\columncolor[rgb]{.6,.6,.6}}c|c|}
\hline
あ&い\\
\hline
\multicolumn{2}{|c|}{う}\\
\hline
\multirow{2}{*}{え}&\multirow{2}{*}{お}\\
&\\
\hline
\end{tabular}
\end{document}

拡大縮小したボックスにクリッピングを施したい

- 帯田 木偶太 の投稿
graphicx パッケージの \includegraphics では、オプションで指定して、
画像を指定範囲で切り出す(範囲外をクリッピングする)ことができますが、
文字を \scalebox や \resizebox で拡大縮小したものに対して
同様のことをする方法はあるでしょうか?

Build LaTex projectを実行したい

- 西崎 晴彦 の投稿
私はtexのversionを
PS C:\Users\haruhiko> tex -version
TeX 3.141592653 (TeX Live 2022)
vscodeのversionを
PS C:\Users\haruhiko> code -v
1.68.1
を使っています。

実験のレポートでlatexを使っているのですが、エラーが出て困っています。
私が陥っているエラーは、logファイルに特に重大なエラーはないけど、Recipe terminated with errorが起こって、pdfを出力してくれないというものです。
証拠として添付ファイルを見てほしいです。
これの厄介なところは、vscodeを開いて何もコードを書かず、実行してもエラーは出ず、pdfは何も変更されていないが、エラーが絶対に起こらないところでスペースや文字、改行するだけでエラーを吐くようになります。
そして、そのままvscodeを長時間放置して実行するとなぜかRecipe terminated with errorは出なくなるが、出力されるpdfは何も変わっていないということです。
実はこのエラーは二度目で、前回はエラーの原因をネットで調べてていたら勝手に直っていました。


いま、vscodeが原因かと思ってコマンドで
platex "result.tex"
dvipdfmx "result.dvi"
と打ったらちゃんとpdf出力されていて、それになぜかvscodeも直っていました。


結果としてこのフォーラムを書いている間に自己解決しましたが、同じような現象に陥っている方や、何が原因かわかる方はいらっしゃるでしょうか?今後起きた場合に対処したいです。

文字の下に線を引っ張って説明

- あ い の投稿
写真のような出力を得たいです。

【特徴】
・最初の説明の方が後よりも下にくる
・説明が元の語句より長くても元の文の空白などが変わらない。

個人的にはtcboxをずらして左側の枠線を利用し,説明文の直前に置いた水平線とつなげようと思い立ちました。
高さ問題についてはcounterを使おうと思ったのですが,番号をリセットする場所に困ったのでtcboxの中にtcboxを入れるという構図にしようと思いました。
ところが試しに作ってみようと思ったところ問題が発生しました。

【問題点】
・単位にemを持ちているのに文字の大きさが変わった時に若干の誤差が発生する。
・自前の環境からstyファイルなしに変えたところ枠線を左だけにするという設定などにエラーが発生した。
・tcboxだと説明が長い場合に元の文に空白が開いてしまう。

どなたか解決策をごお教示いただければ幸いです。

【コード】(lualatex)

% documentclass=========================================================

\documentclass{ltjsarticle}% compiler: lualatex-------------------------

%=======================================================================


% preamble==============================================================

% 書式------------------------------------------------------------------

\usepackage{luatexja}% lualatexの日本語設定

\usepackage{tcolorbox,ulem,calc,ifthen,color,graphics}%

\newlength{\blocklength}%

\newtcbox{subblock}

{%

%enhanced,%

on line,%

%boxrule=0.5pt,%

sharp corners,%

left=0em,right=0em,top=0em,bottom=0em,%

colback=white,%

%tcbox raise=-4.5em,%

%borderline west={0.1pt}{-0.1pt}{black},%

%frame style={left color=black,right color=white,top color=white,bottom color=white}%

}%

\newcommand{\block}[2]%

{%

\settowidth{\blocklength}{\uline{#1}}%

\uline{#1}\hspace{-\blocklength+0.5em}

\raisebox{-1.7em}[1em][0em]%

{%

\subblock%

{%

\raisebox{-0.5em}[1em][0em]%

{%

\hspace{-0.5em}\sout{\quad}#2%

}%

}%

}%

}%


% document================================================================

\begin{document}%


\normalsize%

There is something \block{to}{目的} talk about.\vspace{1cm}%

 

\Large%

There is something \block{to}{目的} talk about.\vspace{1cm}%

 

\LARGE%

There is something \block{to}{目的} talk about.\vspace{1cm}%


\end{document}%

添付 block.jpg

emathのyokoenumerateをlualatexで作る

- あ い の投稿
続けて質問してしまい大変心苦しいのですが,答えていただければ幸いです。

少し前に「綺麗な横向き箇条書きを作る」という旨のディスカッションが追加されたのを見て,tasksをemathのyokoenumerateのように自動調整できないかなあと思いました(lualatexだとemathが使えないので)。

流れとしては,

① \taskの効力をなくし新たに強制改行のはたらきを与える。
② task環境内の文章がアイテムごとに改行されて表示されるはずなので,その複数行の文章のうち最長のアイテムの横幅を測る。
③ 最長のアイテムの横幅によって条件分岐

を考えましたが,いくつか問題点があります。

① コマンドではなく環境にしたい
② 最大幅を測る際に\yokoenulengthmaxを定義したが,これが引数を取る形だと正常に機能しない。
(他にもあるかも)

解決策をご教示いただければ幸いです。

なお,以下のサイトを参考にしました。

https://tex.stackexchange.com/questions/593800/how-to-find-the-width-of-the-longest-line-in-multi-paragraph-text

文字コード自動判定 TeX Live 2023

- t tk の投稿
先日 TeX Live の開発版の ptexenc に入力ファイルの文字コードの自動判定機能を入れましたので紹介します。
詳細は↓で議論しています。
[ptexenc] 入力ファイルの文字コードの自動判定

入力ファイルの文字コードの自動判定機能は、土村さんが開発なさったものがあり W32TeXで採用され Windowsで利用されていました。
その実装は、nkf の文字コード自動判定を呼び出すものでした。
しかし TeX Live には導入されておらず Mac や Linux などでは利用できませんでした。
今回、自動判定ルーチン ptexenc_guess_enc() を新しく書いて TeX Live 開発版に入れました。
今後 TeX Live 2023 の配布に含まれ Mac や Linux などでも利用可能になる予定です。

使い方は、基本的に土村さん版を踏襲しています。(mendexと(u)pbibtexのコマンドラインオプションは新規)

  • kpathsearchの変数 guess_input_kanji_encoding を 1 または y または t にすると有効になる
  • (e)(u)ptex, (u)platex と mendex ではコマンドラインオプション --(no-)guess-input-enc で有効/無効が切り替わる。(kpathsearchの変数よりもこちらを優先)
  • (u)pbibtexではコマンドラインオプション -(no-)guess-input-enc で有効/無効が切り替わる。(kpathsearchの変数よりもこちらを優先)

texmf.cnf のデフォルトの設定は ptex, eptex, platex, platex-dev, pbibtex, mendex で有効としてあります。
uptex, uplatexなどUnicodeのものは入力ファイルが UTF-8 で統一されていることを想定してデフォルト無効にしてあります。

文字コードの判定は、入力ファイルごとに行われます。
文字コードの判定ルーチンは、よく知られているように 100% 完全な判定は不可能で、今回のアルゴリズムでも誤判定が出る可能性は残っています。
今回は、複数の文字コードの可能性が残る場合は file_enc を選ぶようにしました。
誤判定で不都合が生じる場合は、自動判定を無効にして、全ての入力ファイルの文字コードを統一してそれを入力ファイルの文字コードとして指定して下さい。

私見ですが、
文字コードの混在は不具合の原因になりますので、このような不安定な機能に頼ることなく、入力ファイルの文字コードを統一することを推奨します。

充分テストしたつもりですが、予期せぬ動作など、お気づきの点があればお知らせください。