uptex-0.11

名前: ttk
日時: 2007-08-07 23:38:10
IPアドレス: 61.210.211.*

皆さん、こんばんは。 uptex-0.11を出しました。 >>48881 >>48888 ギリシャ語のことはさっぱり分からないので、今回は変更なしにしました。 >>48892 和文ウィドウ処理のバグは直ったと思います。 >>48893 \xspcode の設定を、ukinsoku.tex に入れてみました。 変更容易な項目とはいえ、 defaultで設定済みになり、使いやすくなると思います。 0x80〜0xFF を \xspcode"80=3 のように入れましたが、 0x7F 以下は変えていません。 >>48897 > とりあえず「最も標準的な欧文エンコーディング」は T1 なので、T1 > に合わせた設定を既定としておいて、 というような観点で、もっといい既定値があるのでしょうか? その他、vfの軽量化をしました。 >>48904 > もう utf82tex はいらない > 事情になりつつあり進化の早さに驚きます.頼もしい限りです. 齋藤さんのutf/otfパッケージにしても安田さんのutf82texにしても、 またそれを支えるdviwareの拡張にしても、pTeX+babelにしても、 p(La)TeXの仕様の狭い範囲で、 pTeXの組版能力を大幅に拡張してこられたことに感服します。 (これらの活動がなければ、私がupTeXの作業に手を染めることはなかったでしょう。) その半面、pTeXの中身をよくよく調べてみたら、 pTeXそのものがJIS X 0208系の足枷でボトルネックを作り出していて、 そのために回りくどい方法を取らざるを得ない状況に気づきました。 upTeXの活動は、内部の拡張でボトルネックを広げる作業です。 # 今度はUnicodeが足枷なのですが。 dviwareなど周辺のUnicode対応が進んでいたおかげもあって、 upTeXは内部の拡張に集中することができた、とも言えます。 upTeXは、プレーンテキスト(UTF-8)でそのまま処理できる範囲を広げることと 多少の基本的なスイッチを提供することは出来ますが それ以上のものではありません。 マクロやvfやプリプロセッサのようなアプローチの方が便利・得意な場面は 今後も残り続けると思います。 今後ともよろしくお願いします。

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