名前: 栗山雅俊 日時: 2005-09-04 17:43:53 IPアドレス: 219.116.79.*
>>37766 安田さん、こんばんは。 いつも詳しい解説ありがとうございます。 > OT2 でも直接 > キリル文字を書けるモードがあるということでは > ありません. > これはキリル文字を直接入力する T2A 用のパターンを > 共有しているだけで,OT2 の場合は koi2ot2.tex の > なかで入力 ASCII をキリル文字(KOI8-R)に再マッピング > することで実現しているわけです. T2A 用のものを流用しているため、厳密には OT2 と必ずしも 適合していないパターンが含まれているという理解でよろしい のでしょうか。 > マップを見るとわかりますが,ASCII の「b」の位置に > キリル文字の「б(ベー)」がマッピングされており, > できるかぎり音価の似た文字を対応づける工夫をして > います. マップについては自分で出力してみました。 ギリシャ語の LGR も同じですが、8ビットコード用の フォントでは ascii 文字のあるべき箇所にキリル文字 アルファベットが充当されているわけですね。 # 余談ですがギリシャ語の LGR は母音と現代用、古典用 # のアクセント+気息記号等で、256文字のほとんどを使い # 切っています。 # T7 では恐らく128文字以前はアスキー互換になるはず # ですが、今の LGR の機能そのままにどうやって実現 # できるのか、よく分かりません。 > でも ruhyphen7.tex は試行錯誤しながら自分の > ために作ったものですので,今となっては不用意な > コードも含まれており,見直しが必要だと感じて > います. > アプローチの仕方としてはなるたけオリジナルに手を > 加えない土村さんのやり方の方がスマートなのです. 了解しました。先のテストではかなり例外的な組版を 行わない限りほぼ正常に出力できるようなので、当面は 土村さん + 安田さんの方法でよいということになるで しょうか。>>37659 OT2 ではどうしても対処療法的になるでしょうか。先に 申し上げましたがロシア語ではやはり T2A + Unicode が ベストなのかも知れませんが。
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