Re: ハイフネーションについて

名前: 栗山雅俊
日時: 2004-08-12 03:26:29
IPアドレス: 222.159.158.*

余談めいた話にコメントいただきありがとうございます。 >>30813 >これは「発音による文節」だと思います。 ご教授ありがとうございます。 確かに言われてみると母音+子音の場合、英語では前の母音につける方が 自然なのかも知れません。 ドイツ語やギリシャ語の場合は母音+子音で音節が終わることが多いよう な気がします。これはそれぞれの言語の発音特性に因るのかも知れません。 >>30821 >「新正書法」では英語同様 Sys-tem と分けます。 早速試してみましたが、ngermanでは変わっていたのですね。 私のように語学の専門ではない人間にとっては、分綴りは決め事のようなもの でどちらでもいいのではないかと思ったりするのですが、やはり「新正書法」 が出現する意味はあったのでしょうか。 ギリシャアルファベットについてもご教授ありがとうございます。 手元のSMYTHにも簡単な記述が載っていました。 アッティカ期以降の文献では殆ど気になりませんが、ホメロスなどではdigamma を気にしながら読まないと語形変化が分からない場合があったりします。 >Oxford Greek-English Lexicon で調べてみましたら,この語の出典は紀元前 >2世紀の Dionysius Thrax 著 Grammaticus まで遡れることが分かりました。 Oxfordの辞書とはLiddell & Scottのことですね。 Dionysius Thraxという文法家はTLGにも載っていましたが、ars grammatica という著作が残っているらしいです。(知りませんでした) >>30822 >>30824 TeXブックの邦訳で確認しましたが、辞書によって違う場合ばかりでなく、 動詞と名詞で違う場合もあるようですね。TeXブックの例はre-cord(動詞) rec-ord(名詞)ですが、手元のCambridge International Dictionaryでは どちらもre-cord、Longmann Dictionary of Contemporary Englishでは TeXブックの解説同様、動詞と名詞で異なった表記になっていました。 ハイフネーションというのも奥が深いみたいです。

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