Re: Babel3.7 greek.ldf の記述(その2)

名前: 永田善久
日時: 2003-11-13 11:57:34
IPアドレス: 133.100.243.*

>>23540 > %% 次の二行が一連の議論の核となる部分と思われます。 > > \catcode`\~=12 > \lccode`\!=`\~ >>23522 > greek.ldfの226-228行目を削除するとどのような現象が出るのか > が不明だったのですが、とりあえず一個だけ発見しました。 私も件の箇所を検討していますが,力不足で,ちょっと時間が かかりそうです。(あるいは,結局,分からずじまいかもしれま せんが ^^;) そこで,まずは,一つだけ。 > あとついでにもう一つのバグを発見しました。現在の最新版では > アルファに気息記号と下書きのイオタを同時に設定した場合、LaTeX、 > pLaTeXのどちらも下書きのイオタがずれて出力されてしまうよう > です。これもteTeXの上記の版では現象が出ないので、Web2cのバー > ジョン固有のバグかも知れません。 本格的に古典ギリシア語(古典文献学)を取り扱おうという場合は, CTAN の teubner パッケージを併用されるのが一番です。 macros/latex/contrib/teubner にあります。teubner は Babel の greek オプションを拡張する機能を担っています。(ですから, polutoniko であっても greek オプションを指定します)。 例えば, --------------------------- \documentclass[a4paper]{article} \usepackage[T1]{fontenc} \usepackage[greek,english]{babel} \usepackage{teubner} \begin{document} \selectlanguage{greek} \arai \argi \arci \asai \asgi \asci \end{document} --------------------------- としてやりますと, http://www.lg.fukuoka-u.ac.jp/~ynagata/latex/teubner.png といった出力結果が得られます。 >>23528 > でも、~ が全然ダメです。\~ としても accent 記号や iota subscript との組み合せが不調です。 > 試行錯誤の結果最低限?動くようになりました。 うーん。それは残念ですね。安定している環境を敢えて変更する必要はないと は思いますが,もし宜しかったら,栗山さんのインストールガイド等を参照なさ ってください。3行ばかりコメントアウトするだけで,他は(多少の瑕疵はある にせよ)うまく機能していると思います。

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