CJK パッケージと pLaTeX / upLaTeX

Re: CJK パッケージと pLaTeX / upLaTeX

- aminophen の投稿
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> > .sty で unstable コードを動かせるようにするのはありだと思います.
> バグ出さないという観点では,「リリースされるものとまんま
> 同じ物が試せる」べきな気がしてあまりありな気がしないです.

Issue 9 の議論をややこしくしてしまいましたが、pLaTeX に限っては
「リリースされるものとまんま同じ物が試せる」
を文字通り実現することは、私の貧弱な発想力では
「正味のテスト回数を増やす」
ことと両立しないです。

まんま同じものが試せるということは
・TeX Live には stable だけを入れる
・GitHub には stable に加えて unstable branch を作る
しかないと思います。つまり、試してくださる方に対して
「GitHub から unstable を取ってきて、フォーマットを作る」
を要求することになります。この手間を取ってくださる方が、以前仰っていた
> 「それなりに常用している人数ヶ月試す」くらいで
> わりと洗い出されたりしませかね?
に対応すると思うのですが、多く見積もって20人程度でしょう。
pLaTeX ほど広く使われているものに限っていえば
「全 pLaTeX 利用者数」に占める「20人」は少なすぎるかと。
特に forum:1958 の「アクセント文字を含む PDF しおり」なんかは、
その20人の中でしおり常用者がいなければ盲点でしょう。

「.sty で unstable コードを動かせるようにする」
という案は、sty を TeX Live にも含めてしまうことを視野に入れています。
GitHub を取りにくる手間も、フォーマットを作る手間も要りません。
そのほうが正味のテスト回数は増えると思います。
# この帰結に「どうせ sty であって “まんま同じもの” ではない偽物だから、
# 試してもムダだ」と思われない、という仮定が入っていることは認めます。
いま Issue 9 で模索しているのは、本格的にテストしてくださる方(20人 ± α)
のための「sty をいちいち手動で \RequirePackage せず済むような自動化法」
です。

> 最後の改変でバグるかもしれないし.
は、「最後の改変一発」と「頻繁な改変」のどちらがバグりそうかと考える
と、一概にいえないと思います。

長々書きましたが、要は明確な代案が欲しいです。git にコミットする人に
とってもテストする人にとっても動きやすい代案を。