名前: 稲垣徹 日時: 2002-07-19 18:23:02 IPアドレス: 211.133.37.*
>>9556 vfフォントを利用するのはいかがでしょうか。 次に、考え方のみ述べます。思い違いなど、ご指摘いただければ幸いです。 デフォルトのフォントをA、アポストロフィ記号に用いたいフォントをBとします。 1 フォントAの文字テーブルのアポストロフィ記号の位置に、フォントBのアポス トロフィ記号を配置、つまり置き換えます。 (MAPFONT D 0 (FONTNAME A) ... ) (MAPFONT D 1 (FONTNAME B) ... ) (CHARACTER C アポストロフィ ... (MAP (SELECTFONT D 1)(SETCHAR C アポストロフィ)) ) 2 フォントAの文字テーブルで、例えばchar'377が空いていたとします。 その377番地に、フォントAのアポストロフィ記号のグリフを移して引用符号に なるように合成して、新たなグリフを作ります。 (CHARACTER O 377 ... (MAP (PUSH)(SETCHAR C アポストロフィ)(POP)(SETCHAR C アポストロフィ)) ) アポストロフィをベースラインまで下げる必要があります。 3 LIGTABLEで文字列 '' をchar'377に割り当てます。 (LIGTABLE (LABEL C アポストロフィ) (LIG C アポストロフィ O 377) なお,german.styでは次のように定義されています。 \expandafter\def\csname glqq \endcsname{% \save@sf@q{\set@low@box{''\/}\box\z@\kern-.04em\allowhyphens}} vfを使う際は,この\glqq命令と、シングル引用符号を使わないようにします。
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