名前: 永田善久 日時: 2002-01-24 18:18:03 IPアドレス: 133.100.243.*
>>5678 角藤先生、 # いつもとことんお付き合いくださり有難うございます。 > e-TeX パッケージには、作成済みの拡張モード etex.efmt, elatex.efmt > が付いていますが、format=elatex 2002.1.24 の日付けが異なるので、 > おそらく一度 fmtutil --byfmt elatex コマンドを実行されたのでしょう。 はい、教えていただいた後で、これを早速実行してみました。そこでもう一度 etex.efmt, elatex.efmt を「オリジナル」に戻して仕切りなおしてみました。 > elatex は elatex.efmt がないと動きません。 はい、確認しました。 > elatex.fmt なるファイルは使われておらず、拡張モード > で作成された elatex.efmt が必ず texmf/web2c に存在する > はずです。 はい、存在しています。 > もし > etex -ini latex.ltx > としてできたものを elatex.efmt としてコピーすると > entering extended mode > なるメッセージは出ません。 はい、出ませんでした。この場合は、さらに、コンパイルにも失敗します。 つまり、例の ! Right-to-Left Support Error: use TeX--XeT or e-TeX engine. l.38 engine} % ? となってしまいます。 ただ、etex -ini latex.ltx としてできたものを elatex.efmt ではなく elatex.fmt としてコピーしてやりますと(つまり元の elatex.efmt はそのまま)、 This is e-TeX, Version 3.14159-2.1 (Web2C 7.3.3) (format=elatex 2001.9.28) 24 JAN 2002 17:28 entering extended mode ..... と走り始め、コンパイルにも成功したのです。この場合の実際のフォーマットファイルは オリジナルの elatex.efmt (2001.9.28) となっています。実は、これが、一番最初に 私が試みたプロセスでした。 一応用いたソースファイルを挙げておきますと、次の通りです。 ---------- \documentclass[a4paper]{article} \usepackage[LHE,T1]{fontenc} \usepackage{txfonts} \usepackage[hebrew,german]{babel} \begin{document} K"afer, K"onig, "uber, da"s \begin{center} \begin{otherlanguage}{hebrew} \alef{}m{} zraex{} anwem{} dfd{} itbr{} aj{} k\alef{}yx{} \alef{}zd{} ryiz{} li \end{otherlanguage} \end{center} "Arger, "Ol, "Uber \end{document} ----------- [追試してくださる方のために] 万一、上記ファイルを「本当に追試してくださる」方がいらっしゃった場合は、 http://www.dsg.technion.ac.il/heblatex/README.html からヘブライ語フォント等もダウンロードしていただく必要があります。 しかし、ここは(私の知る限り)極めて「繋がりにくい」ページです。 そこで、便宜上暫定的に以下のところにも必要ファイル群を置いておきます。 http://www.lg.fukuoka-u.ac.jp/~ynagata/latex/heb.html hebfonts.zip を展開して *.mf ファイルを適当なところに移動してください。 その他のファイルは、新しい TeX/LaTeX セットを使われている場合は必要あり ません(例えば最近の角藤版には heblatex.zip に含まれるものは最初から Babel に同梱されていた、と記憶しています)。
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