名前: ut 日時: 2008-07-14 11:40:22 IPアドレス: 157.118.27.*
>>51708 雑多な関連事項をいくつか: (1)memoir.cls のマニュアル memoir のマニュアル(CTAN: macros/latex/contrib/memoir/memman.pdf) は元々、typography tutorial としても定評のあるものでしたが、 第 6 版以降の Addendum を取り込んだ第 7 版のマニュアル(10 May 2008)には、第 6 版までにはなかった Appendix B と C とがつい ています: ・B: LaTeX and TeX ・C: The terror of errors この``Appendix B: LaTeX and TeX''は、TeX for the Beginner だ と、本のあちこちに分散して書かれている基本事項が、ギュッと 16 ページにコンパクトにまとめてあって、とてもお薦めです。 (2)``doc''ファイルの日本語版、他 LaTeX2.09 時代の``doc''ファイルのことについては 50246 に書か せていただいて、あと、オマケには report.doc と rep10.doc を 〔勝手に〕収録させていただいておりますが、この日本語版がまだ アスキーさんのページに置いてあったのですね: ・旧バージョンの pLaTeX ソースファイル のページの一番下にある platex209.tar.gz ないし pl209.tar.gz の中に``jreport.doc''と``jrep10.doc''が入っています。 LaTeX2e のクラスファイルの解説としては、英語ですが、49776 で も紹介させていただいた、 ・Peter Flynn, Rolling your own Document Class, TUGboat, Volume 28 (2007), No. 1.(初出:The PracTeX Journal, 2006 No. 4.) があります。 また、既存のクラスファイルを元にして、新しいクラスファイルを 作る方法については(これも 49776 に書きましたが)、 ・Jim Hefferon, Minutes in Less Than Hours, The PracTeX Journal, 2005 No. 4. があります。 奥村先生がちょっと前にブログで言及されていた tufte-handout.cls (CTAN: macros/latex/contrib/tufte-latex/)は、この、既存の クラスファイルとパッケージを組み合わせることで新たなクラスを 作り出すやり方の、好適例といえるのではないかと思います。 (3)Anhang02.pdf ---> Anhang02.1.pdf オマケを作る際の listings の設定は``columns=fullflexible''と していたのですが、これではマズイということに今さらですが気付 きましたので、``columns=flexible''として作り直したものを Anhang02.1 として、ココのページに置きました。
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