名前: 山本和義 日時: 2008-04-29 10:47:21 IPアドレス: 218.226.116.*
>>51322 コマンドプロンプトからしか実験していなかったので,DDE間通信だとちょっと ウソになっちゃってますね.51298のマクロでも一応は動作するのでしょう(カレント ディレクトリ制御は無効になりますが).ただし,これもDDEサーバがどのように 動いているかで結果が違ってくるのかもしれません.以下の検証は,乙部さんの TeXMAC(guishellをDDE間通信で実行させるタイプのもの)を一時的に変更して行って みました. DDE引き数="--jobname=c:\abc\test.tex c:\abc\test.tex" /ProcessOnce でguishellを実行した場合には,「--jobname=c:\abc\test.tex c:\abc\」を ディレクトリ名として解釈しようとして失敗(あるいは,ディレクトリの移動を 一回試みているかも?),残りの「test.tex」をファイル名として利用となり ますね.コマンドプロンプトから行った場合には,最初の「-」を見たとたんに オプションと解釈されるのでしょう.その結果,「無題」でguishellが起動してきます. ならば,ちょっと実験.「-」から始まるファイル名だって存在しうるのだから, ということで,--test.tex を作り,TeXMAC(無改変)を用いてタイプセットして みると,次のような楽しい結果となりました.まあ,当然の結果であって, こんなファイル名にするんじゃない! というところですね. This is GUI-Shell Version 1.39.1, Copyright(C) 1996-2000 by Yoshiki OTOBE. All rights reserved. GUI-Shell Message(command): platex.exe --test.tex This is pTeX, Version 3.141592-p3.1.10 (sjis) (Web2C 7.5.6) ** guishell自体は --test.tex をファイル名としてちゃんと取得できています. TeXMACはDDE引き数に,"フルパス" の形のものを与えていますが,これを無理やり "--test.tex" となるようにしても,ファイル名取得はうまくいっています. ただし,"" で囲まない --test.tex とすると,これはオプションとみなされる ようです. 今度はこれを,コマンドプロンプトから,guishell "--test.tex" とか guishell --test.tex とすると,どちらの場合も「無題」でguishellが起動となり, この場合はオプションとみなされるようです.
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