Re: (解決) sty ファイル等を自動で探せる設定について

名前: ZR
日時: 2007-07-09 14:21:52
IPアドレス: 59.140.98.*

>>48630 少し補足しておきます。 kpsewhich -expand-braces=$TEXINPUTS -progname=latex で出てくるのは latex が TeX ソース(.tex, .sty, .cls 等)を探すフォルダの一覧 です。ここで、latex を platex に変えて kpsewhich -expand-braces=$TEXINPUTS -progname=platex とすると、今度は platex が TeX ソース(.tex, .sty, .cls 等)を探すフォルダの一覧 が表示されます。これは latex の場合と比べると、順番が違うだけでほとんど 同じものが並んでいると思います。さらに、 kpsewhich -expand-path=$TEXINPUTS -progname=platex とすると「実際に存在するフォルダ」が列挙されます。最後に kpsewhich -progname=platex okumacro.sty とすると、 platex が "okumacro.sty" を探した時に見つかるファイルのパス が表示されます。(見つからない場合は何も出ない。) 以前に、 >TeXWikiで調べると > まず,読み込み対象のファイル名・パッケージ名などを確認してください. >正しいファイル名などを指定している場合には,そのファイルが >“TeX が探し出せる”ディレクトリ(カレント・ディレクトリ >あるいはファイル texmf.cnf の TEXINPUTS.platex などで指定されるディレクトリ) >にあるかどうかをチェックしてください、 >というあたりの設定ではなかろうかと思うのですが, >「ファイル名・パッケージ名などを確認してください.」までは解りますが、 >その後の意味がよくわかりません。 という質問をされていましたが、「“TeX が探し出せる”ディレクトリ」という のは、まさに kpsewhich で表示されるフォルダ(=ディレクトリ)のことです。 # ちなみに、kpsewhich の結果は、"texmf,cnf" という設定ファイルの内容により # 決まります。(これがどこにあるかは kpsewhich で探しましょう。) この中に # "TEXINPUTS.platex=...." と書いてある行が "kpsewhich ... -progname=latex" # の結果となります。 そう考えると、 >>kpsewhich -expand-braces=$TEXINPUTS -progname=latex >.;C:/usr/local/share/texmf-local/tex/latex//;C:/usr/local/share/texmf/tex/latex/ >/;C:/usr/local/share/texmf-local/ptex/latex//;C:/usr/local/share/texmf/ptex/late >...(中略)... ______________________________________ >///;C:/usr/local/share/texmf/tex///;C:/usr/local/share/texmf-local/ptex///;C:/us >r/local/share/texmf/ptex///;C:/usr/local/share/texmf-local/source//;C:/usr/local >/share/texmf/source// "C:\usr\local\share\texmf-local\ptex\platex\js" というフォルダはこの中の "C:/usr/local/share/texmf-local/ptex///" に合致するので、ここに入れた .sty ファイルが見つからないのは理屈に合わない現象なんです。 次のことを確認するのがいいと思います。 - C:\usr\local\share\texmf-local に "ls-R" が残っていないか? (権限の関係で deltexlsr が消すのに失敗した?) # ファイル名の先頭は「小文字のエル」です。

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