名前: 栗山雅俊 日時: 2007-07-06 19:23:22 IPアドレス: 133.87.1.*
ここ最近で更新となったハイフネーションファイルについてです。 CTAN/language/hyphenation 日本語環境(pTeX/pLaTeX)と併用する場合に事前処理が必要な ものがあります。 1.旧版を新版に置き換えてそのまま使えるもの(欧文・和文とも) (1)イタリア語 ithyph.tex v4.8f <2007/01/12> (2)ラテン語 lahyph.tex v3.1 <2007/04/16> (3)ノルウェー語 nohyphbx.tex 2007-02-07 (1)(2)は小規模な変更です(数パターン追加)。 (3)は388パターン追加と一部変更があるようです。 # ノルウェー語は従来 nohyph.tex でしたが,現在はこちらの使用が # 推奨されています 2.日本語環境(pTeX/pLaTeX)で使用する場合にアスキー変換処理が 必要なもの (8bt2ptex.plを使います) (4)スペイン語 eshyph.tex v4.1a <2006/01/09> (5)ガリシア語 glhyph.tex v2.3 <2007/04/23> (6)モンゴル語 mnhyphn.tex v1.1 <2007/03/22> (4)は以前越さんにご報告頂いたものです。>>44937 (5)はしばらくの間行方不明だったガリシア語の新版です。名前も アイルランド語と同名の gahyph.tex から glhyph.tex に変更され, メンテナーも変わったようです。 (6)はT2Aエンコーディング用モンゴル語(キリル文字)ハイフネー ションファイルです。Oliver Corff 氏の MonTeX を使用する場合は 従来の mnhyph.tex(OT2用/1999.2.26版)を使います。 あと,Babel本体(CTAN)にはまだ反映されていませんが,スペイン語 オプション(spanish.dtx)の新版が出ているようです。 以下のサイトをご覧下さい(スペイン語のTeXユーザーグループ)。 CervanTeX とりあえず気がついたものを報告申し上げましたが,漏れがあるかも 知れません。ご指摘頂ければ幸いです。 なおフランス語 frhyph.tex は v2.12 で TeXLive 所収のものよりも 1つ後になっていますが中身は変わっていないようです。 (メンテナーの名前が追記されただけ)
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