Re: あたらしいフォントの定義について

名前: 本田
日時: 2006-09-25 23:19:03
IPアドレス: 222.158.121.*

>>45085 まずは・・・LaTeX2eのフォントの取り扱いに関して なんらかの文書を参照してください. 乙部さんの「another manual vol.2」とか 奥村先生の「美文書」改訂三版とか. そんなに厄介なことではないのですが, パラメータの数が多いので,分量があるのです. > あ、フォントファミリーと書こうと思ってフォントセットと 書いてしまった いや・・それでもやっぱり話が噛み合わないのですが それは本質ではないので。。。 LaTeX2eでのNFSS2でのフォント管理は encoding/family/shape/series/sizeの5つのパラメータからなります. > > \DeclareFontEncoding{HOGE}{}{} これは「encoding」HOGEの定義というか宣言 > > \DeclareFontFamily{HOGE}{bar}{} これは「family」barの宣言 > > \DeclareFontShape{HOGE}{bar}{foo}{bee}{<-> s*[2] cmr10}{} これはecoding HOGE,family bar,shape foo,series beeのフォントに 実際にはどのようにtfmを割り当てるかの対応表 この対応表に更にサイズを与えることで実際のtfmが割りあたる. #sizeはちょっと他の違っていて,指定の仕方が違う. #HOGE/bar/foo/beeでフォントの「形」がきまり #サイズは大きくしたり小さくしたりで形には「それほど」影響がないので > > \DeclareFontSubstitution{HOGE}{bar}{foo}{bee} これは encoding HOGEのフォントでありながら 実際には定義されていない場合のデフォルトのフォントを定める. >新たに決めるとすると、名前の衝突防止はどうするのか、、 衝突したら変えるだけです. 早いもの勝ちで好き勝手に命名可能です. そもそも衝突回避の方法はありませんし, 既存のものと同じencodingであるならば同じ名前を使えばよいだけです. >LaTeX2eからなのですか? LaTeXでは無かったのでしょうか。 ありません.2eからです.この機構のため 2.09では比較的頻繁にでていた「フォント領域不足」のエラーが 滅多にでなくなったのでしょう. 歴史的にはams方面でNFSS1ともいうべき機構が実装されてたので NFSS2という名前になっているのでしょう.

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