名前: 安田 日時: 2006-08-29 21:21:58 IPアドレス: 210.159.171.*
>>44532 栗山さん、稲垣さん、こんばんは。 >提示いただいたサンプルは問題なくコンパイルできました。 サンプルには少し問題がありました。 T2A 用テキストの直前にある fontencoding{T2A}\selectfont の行は不要です。マクロの中でやっていますので。 あとマクロ定義例は l@russian, l@russiant が必ず 存在する前提で組んでいますので、実際に汎用的に 作成するのであれば、\ifundefine でチェックする ほうがよいと思います。 >ギリシャ語でもデフォルトでは古典と現代が共存できないなど >問題があり、悩みどころでした。 >稲垣さんもご指摘されている通り、ギリシャ語や他の言語にも >応用できそうですね。 >(時間を見つけてトライしてみたいです) できたら、是非この Q & A でご紹介いただけると うれしいです。 ギリシャ語の場合フォントエンコーディングをチェック する必要はなく、\language を切り替えるだけでよいと 思います。 >しなければならないと思っていたのですが、ロシア語の切り替え >についても要望を提示してみるのも手ですね。 T2A と OT2 を混在させるなど粋狂だと思われるんじゃ ないかと思います。彼らは OT2 はもう使いませんから。 >余談ですが、PSCyr は LH とずいぶんデザインが異なるのですね。 LH は学術論文向けを意識したデザインではないかと 私は勝手に思っています。ちょっと硬いけど、私は 好きです。キリルのあらゆる字母が定義されている こと、EC, CB ととても相性がよいデザインである ことがその理由です。 ロシアの書籍の実際では、PSCyr の \textac (akademicheskaja), \textaq (antiqua) などのほうが馴染みあるデザインですね。 サンプルの T2A のテキストを \textac{}, \textaq{}, \texttm{} などの {} に入れてみていただくと よいと思います。 それではご自愛ください。
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