⇔という記号を使った同値変形 (Re: 複数行数式の揃え方について(伝統的表現と個人の趣味))

名前: 高校教師ζ
日時: 2006-04-19 22:33:18
IPアドレス: 218.230.59.*

>>42580 横からスミマセン。私は高校で数学を教えている者なのですが, 今日の数学の授業でちょうど「⇔という記号を使った同値変形」を扱ったので, 皆さんのお考えをお聞かせください。 今日の授業の内容は,対数を含む方程式でした。 (以下,底が a で真数が x である対数を  “ log_{a}{x} ” のように書くことにします。連立苦肉の策です。) 問題;次の方程式を解け。 log_{2}{x} + log_{2}{(x-3)} = 2 解法;    log_{2}{x} + log_{2}{(x-3)} = 2       ⇔       log_{2}{x(x-3)} = 2    x > 0    x-3 > 0    (以上の3式の前には,連立させる意味の中括弧を書く)       ⇔       x(x-3) = 2^2    x > 3    (以上の2式の前には,連立させる意味の中括弧を書く)       ⇔       x^2 - 3x - 4 = 0    x > 3    (以上の2式の前には,連立させる意味の中括弧を書く)       ⇔       (x-4)(x+1) = 0    x > 3    (以上の2式の前には,連立させる意味の中括弧を書く)       ⇔       x = 4 当然,何度も “ x>3 ” が出てくるのは鬱陶しいのですが, このようにすることで「最後の“解の吟味”をし忘れにくくする効果もある」と考え, このような表記法を推奨しました。 皆さんの忌憚のない批評をお待ち致します。

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