名前: 栗山雅俊 日時: 2006-03-26 02:28:13 IPアドレス: 220.145.113.*
>>42239 安田さん、お晩です。 7ビットか8ビットか、という問題はマルチバイト文字圏の 人間にとっては常に難問ですね。 > ロシアの CyrTeX ユーザーズグループのメーリングリストで > OT2 用の Cm-super Type1 フォントサポート,ハイフネーション > パターンのきちんとしたサポートについてお願いしても相手に > されません. > OT2 はたとえてみれば昔のカナの電報みたいなもので, > ロシア,東欧本国では完全に廃れてしまっているみたい > ですから. たとえば私たちが仮に日本語入力をアスキーで行うことを 強いられたとすれば、恐らくパソコンで原稿を書くのが嫌に なってしまうだろうように、キリル文字言語を母語とする人 のあいだで OT2 は辛いものがあるかも知れないとも思います。 ギリシャ語は相変わらず LGR オンリーで、T7 が実現するのは いつのことやらという感じですが、これは恐らく非ギリシャ語 圏の人間(主に古典研究者など)が、我々と同じように母語と してではなく、研究対象として、ないし部分的な引用として 使用するニーズが多いためではないかと邪推しています。 ギリシャ語に関して言えば、iso-8859-7 は古典語はおろか 80年代までの現代 polytonic もままならない(はず)で、 ひょっとするとギリシャ本国人にとってもかなり不自由な環境を 強いられているのかも知れません。古典語もサポートするならば 256文字をすべてギリシャ語で使い切ってしまうはずなので、 この先どのような規格になるのか、よくわかりません。 # むしろ Unicode への移行を迫られるのかも知れません # このあたりはもう少し調べてみる必要があるとは思います ちょっとオフトピック気味の話題となり申し訳ありません。 txcode については了解しました。 CTAN でそれらしき配布が見当たらないような気がしますが、 他国語の使用環境はいろいろと難しいですね。
この書き込みへの返事: