名前: SHIMA 日時: 2005-12-29 12:20:12 IPアドレス: 58.0.137.*
>>40201 jslides.cls は dviout でプレゼンテーションを行うための DVI ファイル作成のクラス ファイルですが,dviout の「紙面の一部を隠して,それを順に表示する機能」を使っ ています.その機能がなくても同様なことを実現するフィルタープログラムを実験的に 作成してありましたが,とりあえずそれを以下に置いておきます. http://akagi.ms.u-tokyo.ac.jp/pub/TeX/dviout/test/ohpause.zip これは,実用性というより,dviout Ver.3.17.4(現在テスト中のもの)においてdviout のプレゼンテーションの機能アップ(たとえば,紙面の一部を隠したり,表示したり, 別のものに交換したりすることが,プレゼンテーションの進行用ボタン --- 通常は [Space] --- を押してできるようになった)の仕様などを決める上で,テスト的に作成 したものですので,場合によっては望みの結果にならないかも知れません. たとえば,jslides.cls を使い,このフィルターを通して作成された DVI ファイルは, 一般の DVIware で「紙面の一部を隠して,それを順に表示する機能」が実現されるで しょう(さらに DVI -> PDF 変換すれば,それを実現する PDF ファイルになります). そのほか,次のページや前のページへの移動は,dviout specials を使っていたものを 通常の HyperTeX のみのものに変更しています. タイマーを使った自動プレゼンテーションや自動初期化など,他の多くの dviout のプ レゼンテーション用機能の specials があっても,何も処理しません. プログラムソースが付属しているのと原理は簡単なので(実際,手作業で最初やったの ですが,面倒なのでプログラムとしたのが上のもの),いろいろ目的に応じて変更すれ ばよいでしょう(途中で手作業で実験可能なやり方になっています).
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