Re: 文中の矢印

名前: みなも
日時: 2005-12-24 21:02:06
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>>40123 > 「両端が線分」 > 「両端が矢印」 > 「両端が端が矢印と線分(どっちが矢かで2タイプ)」 39216 で挙げた例は「両端」を「等価」にしていなかったため, 改造はしんどいと思います。 というわけで,ちょっと改造したものを以下に挙げます。 \rightaroowfill , \leftarrowfill はもともと LaTeX にありますが, \noarrowfill は今回このために作りました。 (このあたりのマクロについて知りたいときは, LaTeX の \rightaroowfill , \leftarrowfill の定義と TeXブック の \leaders の説明を見てください。) \def\noarrowfill{$\mathsurround=0pt \smash-\mkern-7mu% \cleaders\hbox{$\mkern-2mu\smash-\mkern-2mu$}\hfill \mkern-7mu\mathord-$} \def\backarrow#1{{\leavevmode \setbox0=\hbox to 0pt{\hss \vbox{\hsize=2em % 矢印の横幅 \smash{\hbox to \hsize{\kern-0.8pt\rightarrowfill}}\nointerlineskip \vskip-\the\fontdimen22\textfont2 \noindent\vrule height#1\baselineskip width 0.4pt\par\nointerlineskip \vskip\the\fontdimen22\textfont2 \smash{\hbox to \hsize{\kern-0.8pt\noarrowfill}}\nointerlineskip }\hskip1mm}% \ht0=0pt \box0}} \rightarrowfill のところと \noarrowfill のところを入れ替えたりしてみてください。 次に > 「支持線を右に出すバージョン」 どうすればいいのか説明するのは面倒ですので,ちょこっと作ってみました。 上と見比べて,「どう」したのか解析してみてください。 ポイントは \hss の位置と 真ん中の \vrule の前にある \hfill です。 \def\Backarrow#1{{\leavevmode \setbox0=\hbox to 0pt{\hskip1mm \vbox{\hsize=2em % 矢印の横幅 \smash{\hbox to \hsize{\kern-0.8pt\leftarrowfill}}\nointerlineskip \vskip-\the\fontdimen22\textfont2 \noindent\hfill\vrule height#1\baselineskip width 0.4pt \hskip0.8pt\null\par\nointerlineskip \vskip\the\fontdimen22\textfont2 \smash{\hbox to \hsize{\kern-0.8pt\noarrowfill}}\nointerlineskip }\hss}% \ht0=0pt \box0}} 最後に > 左右バージョンはどんなふうになるのでしょうか? これも1個だけ作ってみました。 \def\druarrow#1#2{\leavevmode\hbox to 0mm{\hskip#1\relax \vtop{\hsize=#2\relax \vskip1pt \hbox to \hsize{\vrule\hfill\hbox to 0pt{\hss$\uparrow$\hss}}\nointerlineskip \hrule} }} 使い方:\druarrow{文字の下にもってくるための補正値}{長さ} (例) \druarrow{-0.3em}{3cm} \vrule と \hbox to 0pt{\hss$\uparrow$\hss} の位置を入れ替えたり, 両方を同じにしてみたりしていろいろお試し下さい。

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