名前: 安田 日時: 2005-12-12 23:52:38 IPアドレス: 210.159.229.*
>>39836 大友さん、こんばんは。コメントありがとうございました。 >正直こんな方法があるとは思いもつきませんでした。これを用いれば私の拙作パッケージも >不要ですね。 pTeX + ThaiLaTeX では原稿のタイ語の可読性が全くなくなってしまいます。 その意味で、アスキー翻字によって簡易にタイ語が出力できるスキームには 充分に意義があります。 さらなるチューンアップを期待しています。 ところで、大友さんのパッケージを Mac OS X で試したところ、 Vector からダウンロードしたタイ語フォントに関し、DVIWARE が 「埋め込み禁止」とのメッセージを出してタイ語表示ができません。 Windows DVIOUT なら問題ないのかもしれませんが、UNIX 系での使用を 考慮して、この回避策をご教示いただけないでしょうか。 (dvipdfmx、xdvi の問題ですけれども、フォントが埋め込み禁止の場合 どうすればよいのかわからないのです....) >あとはthailatexがWindowsで動くことを確認するだけですね。 ThaiLaTeX は Linux 向けにアーカイブされており、Makefile を見ますと、 install、awk、tar、automake など UNIX 系のユーティリティが前提に なっています。 通常の Windows ではインストール不可だと思います。 Windows にインストールするには、次のいずれかしかないのではと考えます。 - Cygwin を使う。 - 他の UNIX マシンにいったんインストールしたのち TeX ツリーの ThaiLaTeX ファイル群を Windows 環境にコピーする。 TEXMF を起点に thai ディレクトリを find して、tar に食わせればアーカイブ できます。 また、栗山さんから MikTeX の提案がありました。-> 39661 >CJKパッケージにおいてCJKそれぞれでフォント指定ができることも知りませんでした。 これは CJK 添付のドキュメントを読む限りでのことです。 私は試せていません。 >ただ、これを使うためにはEmacsが必須となるのでしょうか。それがちょっと残念です。 同一ファイルに各言語をまとめるのではなく、各国語テキストを別に作成し、 これを \input で読み込む手段をとれば、Emacs 以外のエディタでも可能だと 思います。 >(Mule-UCSは重いので使う気になれないのです。Emacsの最新版(21.4でしたっけ?) 確かに Mule-UCS は Big5 を扱うと「重い」ですね。 しかしながら、cjk-enc.el は Mule-UCS が必要とは、CJK ドキュメントには 書いてありません。 Emacs-20 以降は、電総研が開発した Mule を逆輸入しており、cjk-enc.el は、 Unicode ではなくて、その mule 内部エンコーディングを用います。 だからこそ、中国語、韓国語、日本語の包摂漢字を別グリフで表示可能に なっています。 それではご自愛ください。
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