Re: ThaiLaTeX について Re: タイ語フォントと単語分割(Re: "Thai Keymapped YK"・・・)

名前: 安田
日時: 2005-12-05 20:27:19
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>>39685 栗山さん、こんばんは。 >これは Unicode パッケージ併用の場合ということでしょうか。 >とりあえず安田さんのサンプル unicode.tex の一番下にヴェトナム語の >サンプル(cjktest.tex と全く同じもの)を付加し、プリアンブルに >\usepackage[utf8]{vietnam} を追記して試した限りでは、問題なく >通るようです。dvips(k) や ps2pdf 等も大丈夫です。 すばらしいですね。 私が挫折した部分を試していただいてありがとうございます。 私も VnTeX の新版に入れ換えたいと思います。 >> CJK の説明書に thailatex のフォントを使う方法が解説されていますが、 >> pTeX との併用は私が試した限りでは不可でした。 > >この方法が今ひとつよく理解できなかったのですが、これは tis620 を >CJK パッケージで使用する方法、という理解で正しいのでしょうか。 そう(みたい)です。 Unicode パッケージとの併用で UTF-8 でもよいかどうかは試験して いないので分かりません。 CJK パッケージの doc/thaifont.txt と doc/cjk-enc.txt を 参照ください。 CJK では thailatex の norasi と garuda の type1 フォントを 使うための fd が提供されています。 >CJK パッケージでは Unicode を使って多言語処理をする方法以外に、 >各国の独自コード(Big5 や GB2312、SJIS など)を単独処理できたり >これらが混在するテキストを処理できるようですね。ただ、各国の >フォントを揃える方法が難しそうです。フォントが一通り揃っていて、 Cyberbit 以外にも試したかったのですが、日本語フォントについて CJK は DNP フォントと渡辺フォントを使うようで、 いまや入手も困難で、私はあきらめてしまいました。 「混在」も各言語独自コードで記述した TeX 原稿を、\input するというやり方のようです。 一方 CJK には cjk-enc.el という Emacs-Mule 用の Lisp が ついており、これで多言語混在の文書を作成することが できるようです。 結構面倒くさいので私は UTF-8 で song (Cyberbit) フォントエンコーディングしか試せておりません。 >タイ語との関係では、とりあえず >(1)CJK パッケージで Unicode(UTF-8) を使う場合は日本語とタイ語が > 共存可能である >(2)Unicode パッケージでも日本語とタイ語の共存は可能である >(3)日本語 EUC ないし SJIS とタイ語 tis620 を共存させるには > 若干煩瑣な作業が必要となる(ThaiLaTeX を使用する) これまでの話題を整理いただきありがとうございます。 多分その他にもタイ語 TeX があるはずですが、いろんな試みが あるだけ、タイ語は奥が深いんだと思いました。 あと大友さんの yktkey アスキーによる試みも今後の展開が 楽しみですね。 タイ語に関しては CJK には、やっぱり Emacs 用ですが、 thai-word.el という単語分割をインターラクティブに行う ツールが付いています。(mule の半田さん作成。すごいですね) これも試したことがありません... 単語分割については AucTeX が swath を呼び出してこれと同じ 機能を実現しているみたいです。 ちなみに swath タイ語単語分割ツールは tis620 でないと動かないので、 CJK パッケージで UTF-8 でタイ語をコーディングするときは、 面倒でも一旦 tis620 で書いて(あるいは変換して) swath で単語分割処理を行い、UTF-8 にコード変換して原稿に張り付ける ことが必要だと思います。 (もちろん分割点 \wbr できちんと改行されるよう、大友さんがお示しに なった \mbox なり、前回示した \hskip なりの工夫も必要です。) iconv コード変換ユーティリティなど有名なコンバータはたいてい UTF-8 と tis620 をともにサポートしています。 私の CJK に関するページにも、タイ語の例(CJK のサンプルから借用 したもの)を入れておりますが、単語分割なんて全く考えていない、 お恥ずかしいものです。 今回大友さんの書き込みで蒙を啓かれました。 そのうち修正したいと思います。 それでは。 ご自愛ください。

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