名前: 安田 日時: 2005-12-03 01:19:28 IPアドレス: 210.159.229.*
>>39621 大友さん、こんばんは。 先の記事では私の認識が甘かったようです。 すみません。 大友さんがお書きになったとおり、タイ語は改行時 単語の切れ目を意識するための工夫がいりますね。 大友さんのように \mbox で対応するのでしょうか、 ハイフネーションパターンで救うのでしょうか、 妥当な判断が下せません。 これ以外にもギリシア語の語末のシグマのような 綴方の規則やら、フォントの合字の特性やら、 タイ語そのものの組版をもう少しきちんと知る 必要があるような気がします。 ちょっと今の私には手に追えません。 「タイ語簡易パッケージ」をダウンロードして キーボード対応表を確認しました。 タイ語は子音字と母音字の込み入った複合で文字を表現 する言語だと理解しています。 (私の知識はそのレベルです) 「タイ語簡易パッケージ」キーボード対応表では、 子音字と母音字が個別にキーにアサインされている ようです。(当然の発想ですね) ところが、おそらくアスキー変換の際には、UTF-8 タイ文字をなんらかの規則に従って子音字と母音字に 分解しなければならないと想像しますが、 これがキーボードマップからは分かりません。 つまらないことですみませんが、おまけに、 私の PC は ThinkPad、PowerMacともに 101-US でして、 キーボード対応表の前提 106-JP と配列が異なります。 >ちなみに一応私もUTF82TeXを参考にスクリプトを書いています。 >具体的には、グルジア語のmxedruliパッケージ用やヴェトナム語のVNTeXパッケージ用の >変換スクリプトで、 >TeX Wikiのxyzzyの項でこっそり公開しています。 大友さんの xyzzy のページを見させていただきました。 このエディタの実力もすごいと感心しましたが、Utf82TeX の 改造版が掲載されていてうれしく思いました。 こうやってどんどんよくなって行くとすばらしい! 上で述べましたことと合わせますと、グルジア語、 ヴェトナム語と同様にタイ語についても大友さんに変換 規則を追加いただくほうが適切であると考えました。 Utf82TeX に大友さんの改造をマージしていただくことも まったく問題ありません。 追加部分をご提示いただければ、こちらでマージもできると 思います。 ># ちなみに、直接入力したキリル文字と、T2Aエンコーディング用の命令とを対応付けた ># スクリプトを作ることで、T2Aエンコーディングを用いつつpTeXで処理できるのではな ># いかなどとふと思ったのですが、実際可能でしょうか? 可能です。 \cyra\cyrb\cyrv\cyrg... みたいにコーディングすれば pTeX でも T2A で処理できます。 ハイフネーションパターンも T2A 用が利用できます。 (トノさんツールで変換が必要ですが) pTeX でどうしても PSCyr のロシア語書体を使いたいとき、 私も T2A を使います。 しかしながら、文書を直接ロシア語で記述できないなら、 OT2 にこだわりたい理由が二つ私にあります。 1.命令ベースだとアスキートランスクリプション以上に 原稿の読み書きに骨が折れると思います。 (大友さんが想定している自動変換なら問題ないですけど) 2.OT2 pTeX ロシア語記述の過去からの蓄積もあります。 (文系論文での引用文献参照のためのスタイルなど、OT2 前提で書いた自前のマクロが結構あります) それではご自愛ください。
この書き込みへの返事: