名前: 安田 日時: 2005-09-01 00:46:23 IPアドレス: 210.159.229.*
>>37705 栗山さん、おばんです。 時間をとってきちんと調べなければならないとは 思いますが,取り急ぎコメントします。 >(1)ruhyphen について > >前回「問題なし」と報告申し上げましたが、一部の単語で安田さんの >ruhyphen7 と異なっている箇所がありました。 > .....(中略)..... >一行目の Prezh-de が Pre-zh-de に、po-zhe-lal が pozhe-lal に >なるようです。ひょっとすると誤りではないのかも知れませんが、 ロシア語のハイフネーション規則として音節をなさない 部分を切り離してはならない、というものがあります。 Prezhde は Prezh-de が一般的だと思いますが、Pre-zhde でも間違いとはいえないのではないかと考えます。 しかし textwidth 値、left(right)hyphenmin 値によっては Pre- zh- de と zh の両端にハイフンが施されるとすると、子音 だけが孤立して音節をなさず、明らかな誤りとなります。 栗山さんがあげていただいた例では、その他は問題は 見出されません。 ロシア語における分綴法について述べた日本語文献は 「ロシア・ソビエトハンドブック」(三省堂、昭和53年) くらいしか私は知りません。 ruhyphen7.tex で Prezh-de となる理由は、この パターンファイルの中核にある ruhyphot2.tex (これは ruhyphal.tex をアスキー変換し、さらに 私がいくつか追加したものです)に prezh-de という 例外パターン(\hyphenation コマンドで登録した もの)が存在するためです。 (ruhyphot2.tex 4647行目 ) prezh-de というパターンそのものは、ruhyphal.tex にもともと登録されていたもので、そういう意味では perl 変換したものにも存在するはずです。 (オリジナル ruhyphal.tex 4637行目) なぜ perl 変換したものでは分綴されてしまうのかは まだ不明です。 試しに perl 変換版 \hyphenation{} のなかに ローマ字で prezh-de と追加してやると 正しい結果になります。 また perl 変換版を \pattens のパターンを コメントにすると全くハイフネーションされなく なります。 もしかするとアスキートランスクリプション (OT2)の場合で ^^(十六進数) 変換ではうまく 行かないなんらかの条件があるのかもしれません。 ruhypen7.tex についていえば単純に ruhyphal.tex を アスキー変換しただけでなく少し追加、修正しており その履歴、経緯などきちんと整理してはおりません。 すべてにおいてオリジナルと何がどう変わったために 違いが発生するのかトレースするのは時間がかかります。 どうも回答になってなくてすみません。 ご自愛ください。
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