名前: 栗山雅俊 日時: 2005-06-30 19:16:20 IPアドレス: 218.217.0.*
>>36645 土村さん、詳しい解説ありがとうございます。 > ptex -fmt=platex-sjis -progname=platex -kanji=sjis hoge.tex > などとしなければいけませんでした。 > そこで ptex に少々パッチを当てて、 > 起動コマンド名の接尾辞が -sjis なら > -kanji=sjis のオプションを与えたのと同じ動作をするようにしました。 上の方法は角藤先生にご教授いただいたことがありました。 ただ長いオプションなので覚えづらく、その点で platex-sjis hoge.tex だけで済むのはとても便利に思います。 (早速使わせていただいております) > ptetex の開発では、過去に作った > $HOME/.texmf-var, $HOME/.texmf-config などが、 > どのように影響するかまで気がまわっていません。 > おかしな動作をしたら個人ファイルは消してもらって、 > やりなおしていただくしかないと思います。 これについては簡単な実験をしてみました。 platex.fmt と platex-euc.fmt が共存する場合に どんな振る舞いになるのかを知りたかったのですが、 片方に読み込ませるハイフネーションファイルを 1個減らすという方法で試してみました。 減らした方は > Package babel Warning: No hyphenation patterns were loaded for > (babel) the language `greek' > (babel) I will use the patterns loaded for \language=0 instead. といったエラーがでるのでどちらが読まれているかが 分かるという按配です。結果は (1)platex.fmt のみ存在する場合 -> platex 処理時に platex.fmt が読み込まれ正常に処理される (2)platex-euc.fmt のみ存在する場合 -> platex 処理時に platex-euc.fmt が読み込まれ正常に処理される (3)platex.fmt と platex-euc.fmt が両方存在する場合 -> 常に platex.fmt が優先して読み込まれ正常に処理される でした。共存することで他に特別なエラーは出ないようです。 ただ優先順位が(3)のようになる、ということでした。 私の環境(あるいは方法?)に固有なものかも知れませんが ご参考になれば幸いです。 > 個人設定とシステム設定を分離することができます。 > fmtutil --byfmt と組み合わせるなら > こちらがよさそうに思います。 これは今回の実験で早速使ってみました。vi が自動的に 起動するので便利ですね。 以上報告になります。
この書き込みへの返事: