名前: 平田 日時: 2005-04-13 01:09:28 IPアドレス: 61.25.158.*
>>35398 pxr.tfm -[-> pxr.vf -]-> rpxpplr.tfm --> uplri8a.pfb の置き換えでは pxr.tfm: TFM ファイル。TeX がこの情報をもとに組み、DVI ファイルを出力する。 pxr.vf: VF ファイル。DVI ドライバ (dvips など) が DVI ファイルから変換先の フォーマットで都合の良いように調整をおこなうためのファイル。便宜上のもの なので TeX は使わない。ある文字を別の文字に置き換えたり、複数の文字から 合成文字を作ったり (アクセント付き文字や合字など)、文字位置の微調整を行 うことができる。rpxpplr.tfm を内部で参照。(複数のフォントを参照するこ ともある) rpxpplr.tfm: TFM ファイル。最終的に uplri8a.pfb と対応付けられている TFM ファイル。 uplr8a.pfb を tx8r.enc でエンコードしなおしたものが rpxpplr.tfm で、pxr.vf は TeX でより扱いやすいようにするための仮想的なフォントです。具体的には uplri8a に足りない文字を他 のフォントからかき集めてひとつのフォント pxr に見えるようにしたりします。 VF が間に挟まると [フォント a] = [(フォント b のギリシャ文字) + (フォント c のアルファベット) + ...] となってしまうこともあるので VF がいらない場合 (cmr など) から試されたほうがよいと思います。
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