名前: でび 日時: 2005-02-07 09:10:33 IPアドレス: 202.141.199.*
>>34160 西洋ではどうだかわかりませんが、日本の「手書きの古文書」では間違えた場合、線で塗り潰すことはあまりせず、一文字ずつの右隣に点を打ち、取り消しをします。 学生時代、審美上の問題からこのようにするのだ、と習いました。 このようにして取り消すことを「見せ消ち(ミセケチ)」と呼び、ドットを「ミセケチ符号」「ミセケチ点」「ミセケチ記号」などと呼んでいます。 「し」と呼ばずに「ち」と呼ぶ理由は何か由来があるのでしょうが、残念ながら存じません。日本史学の分野では「見せ消し」と呼ぶ場合もあるようです。
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