Re: ArabTeX(Hebrew)のType1とdvipdfmx

名前: Hirata
日時: 2004-06-21 01:22:15
IPアドレス: 61.22.123.*

>>29790 dvipdfm と dvipdfmx の出力の違いですが、 dvipdfmx は > C:\test>pdffonts test.pdf > name type emb sub uni object ID > ------------------------------------ ------------ --- --- --- --------- > YONEBU+TeX-hclassic Type 1C yes yes yes 4 0 dvipdfm は > C:\test>pdffonts test2.pdf > name type emb sub uni object ID > ------------------------------------ ------------ --- --- --- --------- > FHOKHM+TeX-hclassic Type 1 yes yes no 9 0 となっているように、まず、PDF に埋め込まれたフォントのフォーマットが違います。 dvipdfmx は元々 Type 1 フォーマットのフォントである TeX-hclassic を Type 1C (CFF) と呼ばれるフォーマットに変換しています。 この CFF フォーマットは PostScript Level 2 以降に登場した比較的新しい PostScript フォントのフォーマットで、Type 1 フォントとはファイル形式の点ではかなり異なりますが、 品質の違いは実質ほとんどありません。 PostScript よりも若い PDF では最初から CFF をサポートしている (はっきりとは憶えてい ません) のでフォント形式を CFF に変換するのに問題はありませんが、PDF から PostScript に変換する場合では、CFF (Type 1C) 形式のフォントの取り扱いは出力先の PostScript プ リンタがこれを扱えるかに依存することがあります。 日本で出まわっている PostScript プリンタが Level 1 までしかサポートしていないという ことはまずないとは思いますが、プリンタに搭載されている PostScript (互換) インタープ リタに全く問題がないとは限らないのではないでしょうか (欧米の PostScript 互換プリンタ には 2 バイト・フォントの扱いに問題があるものが結構あるようです)。 > というエラーを出してしまいます.ファイルに出力すると一応PSファイルはできるので > すが,ヘブルを使用した場所だけ不正な表示になります.また,Acrobatでepsに保存し, > それを開いても同様です. これは Ghotview で表示したり、EPS にして distiller で再び PDF への変換を試みたとい うことでしょうか。そうであれば PostScript 出力の段階で問題がありそうなので Acrobat のバグかもしれません。 今、私のほうできちんとした検証をできないのですが、もしかしたら Acrobat (Windows 版) の印刷オプションにある [プロパティ] - [PostScript] - [PostScript出力形式] や [詳細設定] - [フォントとリソースのポリシー] などを変更すると変化が見られるかもしれません。 pdffonts の出力にある uni の項は Unicode への変換表がフォントに付随しているかを表し ています。これは印刷には影響をせず、PDF では基本的に、テキスト情報の処理、例えばプロ グラム間でのやりとり (コピー & ペーストなど) や文字列の検索、などにしか影響を与えませ ん。 dvipdfmx にも問題があるかもしれないので詳しく調べてみます。

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