名前: しっぽ愛好家 日時: 2003-06-17 18:29:13 IPアドレス: 210.234.40.*
>>19486 定理型環境ではないものに \newtheorem を適用することが問題の元ですね. 最初に \newtheorem{defn}{定義}[section] のように defn 環境を定義し,他の定理型環境の番号を defn 環境と 連動するように設定した場合には,defn 環境およびこの環境と連動した 番号をもった定理型環境の番号づけには,(LaTeX の)カウンタ defn が 用いられます. そこで,図の番号と defn 環境の番号を連動させる(真にやむを得ない) 事情があれば(*),図の番号づけにもカウンタ defn を流用すればよい, ということになります. \documentclass{jarticle} \usepackage{amsmath,amsthm,amssymb} \theoremstyle{definition} \newtheorem{defn}{定義}[section] \newtheorem{thm}[defn]{定理} \newtheorem{lem}[defn]{補題} \makeatletter%%% カウンタ figure をカウンタ defn の別名にします. \let\c@figure\c@defn \let\cl@figure\cl@defn %%% \let\p@figure\p@defn \let\thefigure\thedefn \makeatother \begin{document} \begin{defn} 定義その1. \end{defn} \begin{figure}\centering \parbox{.45\textwidth}{\centering (a)~subfigure-a %%% 図の記述 } \parbox{.45\textwidth}{\centering (b)~subfigure-b %%% 図の記述 } \parbox{.45\textwidth}{\centering (c)~subfigure-c %%% 図の記述 } \parbox{.45\textwidth}{\centering (d)~subfigure-d %%% 図の記述 } \caption[図目次用キャプション]{% \begin{tabular}[t]{@{}l@{}} 本文用\\ キャプション \end{tabular}} \label{fig:sample} \end{figure} \begin{defn} 定義その2(図\ref{fig:sample}参照). \end{defn} \end{document} %%% (*) 図をすべて ``h'' 配置する(**)のでもなければ,そのような連動は %%% 読み手を混乱させるだけだと思いますが… %%% (**) 書き手が責任を持って図を配置するのであれば話は別ですが, %%% 書き手自身が組版を行わない場合にはそのようなマネはしないでください.
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