名前: しっぽ愛好家 日時: 2003-01-09 23:30:27 IPアドレス: 210.230.96.*
>>14854 >\section を > \renewcommand{\section}{ > \@startsection{section}{1}{\z@} > {1.5\Cvs \@plus.5\Cdp \@minus.2\Cdp} > {.5\Cvs \@plus.3\Cdp} > {\reset@font\BBBIG\bfseries}} > \makeatother >と再定義されているので、セクション・タイトルのフォント・サイズを >変更されたいのだと思います。 >\BBBIG の定義内容が、\font で定義されたコントロール・シーケンス >(フォント識別子と言うんでしたっけ?)を直接呼出す形式になって >いるため、\BBBIG による「サイズ」変更が、LaTeX のフォント管理機構で >ある NFSS に認識されず、一方、\BBBIG の直後にある \bfseries が、 >NFSS からカレントの文字サイズを取得して、そのボールド体にフォントを >切替えるため、結果的に \BBBIG による「サイズ」変更がキャンセルされて >しまうのでしょう。 文字通り \section の話でしたら,トノさんがおっしゃるとおりですね. その問題でしたら,例えば,\normalsize の定義を参考にして サイズ変更マクロを新設し,それを \@startsection の第 6 引数の中で 用いてみてはいかがでしょうか.例えば,単に \def\usexiiipt{\@setfontsize\usexiiipt{13}{20}} %%% 見出し用ならば,\abovedisplayskip etc. の設定は不要です. のように定義すると,\usexiiipt を用いた際に文字サイズ 13pt, 行送り 20pt に設定されます. %%% \@setfontsize の第 1 引数は,\@setfontsize を含んでいるマクロの名称 %%% (エラーメッセージ出力時に用います), %%% 第 2 引数と第 3 引数は文字サイズと行送りに対応します. 他のサイズに変更するマクロも同様に定義できます. なお,13pt といった非標準の文字サイズを用いると,NFSS の ``サイズ代用'' の機構により,指定どおりの文字サイズには ならないことがあります.必要があればフォント定義を変更する (e.g. type1cm パッケージを使用する)といった方法で サイズ代用を抑制してください.
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