Re: \section等における文字サイズの任意変更について

名前: トノ
日時: 2003-01-09 23:17:14
IPアドレス: 150.35.254.*

>>14848 》 ここで言う ``表題'' とは \maketitle で出力される部分を指すのですか? \section を \renewcommand{\section}{ \@startsection{section}{1}{\z@} {1.5\Cvs \@plus.5\Cdp \@minus.2\Cdp} {.5\Cvs \@plus.3\Cdp} {\reset@font\BBBIG\bfseries}} \makeatother と再定義されているので、セクション・タイトルのフォント・サイズを 変更されたいのだと思います。 \BBBIG の定義内容が、\font で定義されたコントロール・シーケンス (フォント識別子と言うんでしたっけ?)を直接呼出す形式になって いるため、\BBBIG による「サイズ」変更が、LaTeX のフォント管理機構で ある NFSS に認識されず、一方、\BBBIG の直後にある \bfseries が、 NFSS からカレントの文字サイズを取得して、そのボールド体にフォントを 切替えるため、結果的に \BBBIG による「サイズ」変更がキャンセルされて しまうのでしょう。 そこで解決方法ですが、そのためには、cmr10 at 12pt と cmr12 の違い、 NFSS の仕組み、フォント・サイズ変更に伴う行送りの調整の 必要性等々、知らなければならない事項が余りに多いですし、私自身、 「正しく」解決しようとすれば、参考書と首っ引きでしばらく ウンウン唸ることになりそうです。ならば黙って見ていろと評されるのを 覚悟の上であえて杉の子さんに申し上げるなら…… 13pt、15pt、16pt というような細かい単位で見出しの文字サイズを 調整しなければならない必要性が本当にあるとは考えがたいです。 \section の定義中の \Large を \large や \LARGE に変える程度の カスタマイズに止めておかれるべきでしょう。

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