『[改訂版]LaTeX2e 美文書作成入門』第2刷
奥村晴彦『[改訂版]LaTeX2e 美文書作成入門』
(技術評論社,2000年,ISBN4-7741-1107-4,定価2980円+税)
の第2刷(2001年11月10日)のサポートページです。
第1刷(2000年12月25日)のサポートページ,
第3刷(2002年4月8日)のサポートページ
は別ページです。
CD-ROMのバグ
本文のバグ
全般
- 本書(付録F以外)は txfonts としてご紹介した欧文フォントの初期バージョンを使っていますが,
現在は TX フォント 3.1 が出ており,使い方も若干変わっています。
詳しくは
TX フォントを使おう
のページをご覧ください。
ページ順
- p.10 Leslie Lamport は2001年に DEC/Compaq から Microsoft に異動しています。
- p.42下 ヴァーベイティムのベがゴシックなのはバグではなくアクセント位置のつもりです。
- p.128 上の表で \smile と \frown が逆です。
原稿は正しいので,初期の txfonts のバグでしょうか (Thanks: 大浦さん)
- p.160 2行目 jsarticleでは\sectionまで出力します→\subsectionまで (Thanks: 大浦さん)
- p.177 cite.styやovercite.styは本書CD-ROMに入っているのではなく CTAN
からダウンロードしていただくことになります。
たとえば
Ringサーバの/pub/text/CTAN/macros/latex/contrib/supported/cite/
にあります。
- p.214 脚注4 Acrobat DistillerのPPDファイルがリンク切れになっていました。
こちら
からダウンロードできます (Thanks: 大友さん)
- p.218 dvipdfmは現在では日本語に対応しています(すいません,修正漏れです)
- p.220 G はTXフォント使用時には消してくださいと書きましたが,むしろ,つねに消しておくほうがいいかもしれません
- p.253 下10行目 $<...> → %<...>
(Thanks: 谷川さん)
- p.261 7行目 \framebox(p, q) で (縦p, 横q) の縦横が逆でした
- p.276 以前に空白を含むパスが設定されている場合,set PATH=%PATH%;C:\usr\local\bin;……
では失敗することがあるようです。これが原因で platex などがうまく起動できない場合は
set PATH="%PATH%";C:\usr\local\bin;……
としてみてください。
- p.314 下11行 日本語の行組版方法 → 日本語文書の行組版方法
- p.320 新ドキュメントクラスの文字サイズは 9pt,10pt,11pt,12pt のほか 20pt
が使えると書いてありますが,現在は 14pt,17pt,21pt,25pt,30pt,36pt,43pt
のように等比数列にしてあります。
20pt も互換性のため残してありますが,できれば 20pt ではなく 21pt をお使いください。
詳しくは 新ドキュメントクラス のページをご覧ください。
- p.339 tex -ini latex.ltx の別解として fmtutil --byfmt latex
のほうが楽かもしれません (永田先生より)
その他
- WinShell が突然「fancyhdr
云々がない」と言ってくるのは何かの拍子にサンプルのプロジェクトを開いてしまったためです。
Options -- Main-TeX-Document を見て,何か入っているようであれば Clear して OK してください。
- GSview についてはライセンスの問題で CD-ROM に含めていませんが,Windows
環境では便利です。
堀田さんが GSview についての補遺
を書いてくださいました。
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松阪大学
奥村晴彦
Last modified: 2003-01-12 15:28:08