2002年4月

2002-04-28(日)

Ghostscript 7.05 をインストールした。 自宅の Apache の PHP を 4.2.0 にした。

2002-04-27(土)

なかなか時間がなかったが,やっと今日から連休ということで,Vine 2.5 を自宅のマシンにも インストール。 今度はアップグレードではなく余っていた /dev/hdb にクリーンインストールしてから /home をマウント。 特に問題なく終了。

2002-04-17(水)

情報処理教育センターの人が Vine 2.5 を CD-R に焼いてくださったので,2コマ目が空き時間だったのでさっそく研究室の最速マシン(Celeron 500MHz)をアップグレードしてみる。 最初は ReiserFS パーティションを /etc/fstab に書いてあったためかエラー。 / と /usr 以外を全部コメントアウトして,やっと順調に進む。 昼食から帰ってみたら終了したようなコンソール画面になっていたのでリブートしたが何か変。 Xconfigurator も立ち上がらない。 どうやらインストーラがうまく終了していないようだ。 もう一度最初からやってみる。 今度はうまく立ち上がった。 Xconfigurator で再設定が必要。 やっと X が立ち上がるが,昔の環境を温存したためか,kterm がエラーで立ち上がらない。 3コマ目の授業と,その後の長い会議で疲れ,環境が整わぬまま帰る。

2002-04-16(火)

銀行と郵便局について書いたが, 新生銀行 なら手数料すべて無料だと教えていただいた。

2002-04-12(金)

三重大に授業に行った帰りに,郵便局で「インターネット何とかを申し込みたい」と聞いてみた。 ごそごそ探し始めたので,またかと思ったが,今回はすぐに見つかった。 これは「郵便貯金ホームサービス」というサービス群の一つで,送金手数料は130円(通信文があれば50円プラス)。 銀行より安いわけでもないし,しかも郵便局で送金するのは所定の用紙で手数料受取人負担のものがほとんどであることを考えると,あまりメリットはなさそうだ。 しかも, 郵便貯金ホームページ郵貯インターネットホームサービス を読むと,Windows または Mac で ActiveX または SmartUpdate をオンにしておかないと使えないという。 愛用している百五銀行のものが SSL 対応ブラウザで Linux 上でも使えるのと比べて,あまりおいしくない。

2002-04-06(土)

午前10時20分ごろ,もうアドビストアから Illustrator 10 が届く。 非アカデミック版で,6段階のウェイトの小塚明朝,小塚ゴシック(いずれもスタンダード版)が含まれる。 さっそく試しに 大学のトップページ の題字を小塚明朝で作った。

2002-04-05(金)

アドビストア で Illustrator 10 アップグレードを申し込もうとする。 入力中に他のことをしたりせず,リサイズも「戻る」もしていないのに,Netscape 6.2.2 が途中で何回か「The page you are trying to view contains POSTDATA that has expired from cache. If you resend the data, any action the form carried out (such as a search or online purchase) will be repeated. To resend the data, click OK. Otherwise, click Cancel.」を出すが,OK で継続する。 きっとタコな作りをしているのだろう。 最後の最後に「申込に失敗しました」と表示されたが,アドビからは受け付けたという自動メールがすぐ届いた。 さっそく自動メールに返信する形で状況を説明し,「申込に失敗しました」ページのスクリーンショットも添えた。

しばらくして,アドビストアから女性の声で電話があり,平謝りされた。 申し込みは完了していたようだ。 原因は不明とのこと。

たまたま情報処理関連授業のオンライン履修申込みのページを作っていたところだったので,上のことが気にかかった。 私の作ったのは,同じ科目の開講曜日ごとに現在の申し込み人数を表示し,申込み・取消しができるもの。 パスワードによる認証も必要だし,同時の申込みに備えてファイルロックも必要。

午後のこ〜だ配布再開 (窓の杜ニュース 4月1日の2000年12月12日)。 特設ページ の下部には現在次のように書かれている(また消えるかもしれないので記録のため):

  ※ 以前発生したトラブルを踏まえて ※

 mpeg規格のいくつかの処理アルゴリズムは、複数の企業により特許が取得されているわけですが、
 以前その事に絡んで特許に関する論争が発生しました。その際に、弁理士さんに本件について
 相談した結果、以下のような返答がありました。(配布側の論点として)

  ・ネットワーク上で配布する限りは無形物のため、法律で解釈されるところの
   「物」としての扱いにならないので、侵害行為とはならない
  ・そもそも「業」として配らないのならば侵害行為とはならない

 ※ 業 : 営利を目的とした事業に限らず,自己の危険と計算によって,一定の目的をもって
         同種の行為を反復継続的に行うものを広く対象とし、かつ社会通念に照らし
         客観的に事業の遂行とみることができる程度のもの。

「業」は「ぎょう」と読む。

MP3'TechPatents and MP3 というページには,1998年に FraunhoferThomson multimedia(RCA) がフリーのものも含め1エンコーダあたり25ドルというライセンス料を課し始め, たとえば同年 8hz-MP3 という学生2人によるプロジェクトは Fraunhofer から $25,000/年 払えというメールを受け取り配布を停止したといったことが書かれていたように思った (もしかしたら後半は別のサイトだったかもしれない)が, 今見たところ,特許権者寄りの記述に変わっていた。 こんな騒ぎの2年後の2000年に日本で「午後」が オンラインソフトウェア大賞 を受賞したとは不思議であるが,日本の法律は米国のとは違うということもあろう。

MP3ライセンスの詳細は Thomson multimedia の運営する mp3licensing.com 参照。

午後の語源は ここ 参照。

MPEG-2/4 についても MPEG LA という特許管理会社があり,2000年11月20日に MPEG-2 がらみで Compaq を提訴 したりしていたが, 2002年1月31日に MPEG-4 Video ライセンス案を発表, エンコーダ,デコーダは0.25米ドルと控え目ながら,コンテンツにも1時間あたり0.02米ドルが課されるというので, 業界は大騒ぎしているようだ(日経エレクトロニクス3月25日号)。


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松阪大学 奥村晴彦 okumura@matsusaka-u.ac.jp
Last modified: Sun Apr 28 22:14:13 JST 2002