Re: Babelを使った最新版LaTeX2e、pLaTeX2eでの多言語環境構築(第3版-3)

名前: 栗山雅俊
日時: 2005-09-04 22:53:37
IPアドレス: 219.116.79.*

>>37777 安田さん、コメントありがとうございます。 > とくに古典ギリシア文献学で TeX を利用する方は、 > (ロシア語の場合とは異なって)ギリシア語を直接書くのでは > なくアスキートランスクリプションで記述する場合が大半 > なのではないかと思います 古典文献学では確かにそうだろうと思います。 ただ、ギリシャ語として最も多く使われるのは現代ギリシャ語 のはずで、こちらの利便を考えると8ビットアスキー互換の方が よいということになりそうです。 現代ギリシャ語(monotonic)だけを考えるであれば iso8859-7 のように比較的容易に8ビット化が実現できるのではないかと 思います。ギリシャ本国ではどのような input method を使って いるのかよく知らないのですが、恐らく koi8 のような直接 入力方法があるのだと思います。 その場合は、古典用は全く別な方法で実現することになるのか、 そのあたりはよく分かりません。 T7 について知っているのは次回バージョンということくらいで、 The LaTeX Companion (2nd.ed.)にもわずかに触れられている程度 です。 # TUG などで丹念に探すと記事があるかも知れません。気長に # 調べてみようと思っています。 > いずれにせよハイフネーションの自動化は完全ではないので、 > やっぱり組版結果をきちんと見直し、不正があれば「対処療法」 > を施す必要があるのではないかと思うのです。 ロシア語に限らず完全なハイフネーションファイルなどたぶん 存在しないのでしょうね。 今回はいろいろ勉強になりました。 ありがとうございます。

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