飛鳥使用に関する補足説明

名前: 霜月幾日
日時: 2002-07-25 17:52:19
IPアドレス: 133.24.24.*

以前かつぶし氏が、飛鳥に関して >>8549で 飛鳥を使用するための準備について説明されていましたが、 最近、故あって飛鳥を使用することになり、判明したことを報告しておきます。 この先、もし飛鳥を使用しようとする人がいたときに参照されることを願って。 基本的な準備は、>>8549で、 説明されていることで十分ですが。以下のことを実行するとより快適に使用できます。 秀丸を起動。 1.[マクロ]->[マクロ登録]でhitex.macを登録。 2.[マクロ]->[マクロ実行]でhitex.macを実行。   コマンド関連を色々聞いてくるので、全て、に何かしら登録する。   このとき、飛鳥では使用できませんが、印刷関連に関しては、   dvioutなどを登録しておく。   (これは、もともとYaTeXでは[Prefix]+T+Lで使用できたものでしたが、   Windows対応のdviout for Windowsの印刷に関わる機能が強力なために   削除されたものと思われます)   (全てのコマンドを、フルパス名で登録しておいたほうが無難です) 3.この後、もう一度、hitex.macを実行すると、   hitex010付属のhitex.txtに記載されている通りの振る舞いを飛鳥がします。   この後は、hit_mm.macを実行すると、いきなり飛鳥メニューが表示されます。   (hitex.mac実行->Spaceで表示されるものと同じです。) 何故上記ようなことをするかというと、飛鳥がタイプセットの補助として参照する hidic.iniに[Prefix]+Vで単語登録(追加)が可能なのですが、 これがhitex.macを一度実行しないことには、正常に作動しないことがあるからです。 具体的には、hitex.macを一度も実行しないままhit_mm.macを起動すると [Prefix]+Vの単語登録、および削除でhitexと同じディレクトリに存在する、 hidic.iniに対して登録、削除が行われず、まったく異なる場所(例、C:\の直下など)に hidic.iniを新しく作成して、新しく作成されたhidic.iniに対して単語の登録、削除が 行われるためです。 当然、タイプセットの補助としては、新しく登録した単語は呼び出されません。 (hitexと同じディレクトリに存在するhidic.iniは呼び出されます。) 上記のことを回避するためにも、一度hitex.macを実行する必要があるようです。 一度実行してしまえば、正しくhidic.iniに対して、単語の登録、削除が実行されます。 追記:飛鳥だけでは、TeXのコンパイル関連が弱いと感じる方がいるならば、 (dvipsk、dvipdfm、dvipdfmx、dvi2tty、Acrobat Reader、GSview、out2uni  pdftex、omega、mendexの実行等のことです) M. Sugiura Personal Web Page (すぎうら まさきのホームページ)  http://www.ceres.dti.ne.jp/~sugiura/hidemaru/macros/ より、TeXのコンパイル関連に特化した非常に強力な秀丸用マクロ TeX Module Control with Hidemaru Macro ver.3.4.4 が手に入ります。 また、秀丸のマクロライブラリ (秀まるおのホームページ http://hidemaru.xaxon.co.jp/ にあります) に、BibTeX用のタイプセッタ補助マクロ BiBTeX 文献リスト作成支援マクロ V.1.02 が存在します。 上記の2つとTeX用強調表示、飛鳥を組み合わせて使用すると、 タイプセット、コンパイル共にtexの統合環境のように、秀丸を使用することができます。 さらにどうでもよい追記:最近、TeXをはじめる方で TEXの基礎 神代 英俊 (著), 長島 秀行 (著) 出版:ソフトバンクパブリッシング ISBN:4-7973-1919-4 発行年月:2002.3 を購入、参照する人も結構いるようです。 この書籍に、飛鳥についてのコンパクトな説明があるために、 飛鳥を使用しようとする方も少なからずいるようです。 (間違っていたら、直ちに指摘してください。訂正します。) それでは、長文でしたが、この先に飛鳥を使用する方のために参考になれば幸いです。

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