Re: WinShell 2.2

名前: 堀田
日時: 2002-04-23 04:54:18
IPアドレス: 203.104.176.*

>>8102 > XP 上でちょっと試してみました。 他の Windows ではどうでしょうか? 今回の Readme.txt には、次のように書かれています: WinShell for Windows 9x/NT4.0/2000/XP (c) 1998-2002 Ingo H. de Boer. Version: 2.2, Release date: 04-20-2002. 動作確認してみました。 Windows 98SE/ 2000SP2 にても一応動きます。 今まで Ver.2.1 の BugFix 等で、何度も何度も動作確認を行っていますが 次の一点において、この Version 2.2 の利用へのお勧めはできません。 例えば、 長い TeX 文書の途中で次のような 『 \end{center} のみの一箇所 』 が 忘れてあったとします: \begin{center} ABCDEF \\ あいうえお \\ %%%%%%%%%%%%%% この TeX 文書をコンパイルすると、WinShell の下部に次のような コンソール表示がなされます: ! Emergency stop. ... \end{document} これでは、長い文書になればなる程、 どの箇所において \end{center} が忘れてあるかを発見するのが、とても困難です。 しかも、MS-DOS からの Old User には馴染みの深いエラーが表示された時の Key からの入力の 『 X, E とか H など 』 は全く受け付けません。 この件は以前に Ingo H. de Boer 氏にもメールにて直接伝えてありますが、 彼によれば、これは前 Version 2.1 からの新しい仕様との事なので、 とても残念ですがどうしようもないことですね。 de Boer 氏は Graphical User Interface を特に強調しているようですが、 私には彼は日常における TeX User ではないような気がしてなりません。 実際の TeX User であれば、 このような Interface が実用的には非常に不便である事には利用していて、 当然の事として気が付くはずであろうと考えるからであります。 P.S. 私には WinShell 2.1 beta の頃、つまり 『 WinShell20.exe + WinShellBugFix.zip 』 の組み合わせが一番良かったように思っています。 このバージョンは、 奥村先生の最近の 『 [改訂版] LaTeX2ε 美文書作成入門 』 第 3 刷 ( 技術評論社、 2002 年 4 月 ) に付属の CD-ROM にも同梱されています。

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