名前: 森本 日時: 2002-04-11 22:36:00 IPアドレス: 63.51.88.*
>>7830 MusiXTeXの文法にあまり詳しくない者が答えるのも躊躇がありますが… 試行錯誤の結果,こうすれば直りました。 \Notes \ibl0F2\upz{E}\qb0{E}\tbl0\zqb0{I}\qb0{N}\upz{N}|\upzst{b}\cl{b}\ds \enotes (1) 連桁につながる音符は,\qu や \ql ではなく \qb で記述します。 日本語版マニュアルの31ページ付近「連桁の開始」を参照してみてください。 (変な文字が出るのは,\qu と \qb で引数の数が違うので,\qu では第二引数が 余ってしまったからです) 文法上のミスは上記だけですが, (2) 傾き7は少々大きすぎて,このソースのままでは連桁の終了点が 符頭(タマ)よりも上に来てしまいます。このような場合,符尾(旗) との位置関係がおかしくなり,\ql としているのに符尾が上に伸びて しまいます。ところが連桁のほうは符尾が上に来ることを想定して いないので,符頭の左側で終わってしまいます。 これは単に傾きを小さくすると直ります。 MusiXTeXの文法を一からマスターしようとすると非常に大変ですので, PMXというプリプロセッサの利用を検討されると良いと思います。 http://icking-music-archive.sunsite.dk/software/indexmt6.html 非常に少ない入力量で十分満足の行く(かつ論理構造を保持して) MusiXTeXファイルに翻訳してくれます。 連桁の傾きはたいてい自動計算してくれる上,修飾記号の位置調整なども 手軽にできます。 マニュアルは英語ですが,そんなに難しくはありません。 日本語訳は以前,以下のところにあるのを見たことがあります。 (今でもあるかどうかは不明です) http://www.jaist.ac.jp/~sanya/musixtex/pmx/PMXguide.html ちなみに, > \Notes > \ibl0F7\upz{E}\ql{E}\tbl0\zq{I}\upz{N}\ql{N}|\upzst{b}\cl{b}\ds > \enotes > > のように変えると、正しく(?)表示されます。 とありますが,この場合は連桁終了側の符尾の長さが常に一定なので, 運が悪いと連桁の傾きをどんなに調整しても,うまく符尾に つなげられないことがあるでしょう。 解決の手助けになれば幸いです。
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