Re: 乙部版 pLaTeX との共存方法

名前: 堀田
日時: 2002-03-30 20:10:22
IPアドレス: 133.96.210.*

>>7676 > 日頃、乙部厳己・江口庄英による『pLaTeX2e for Windows Another Manual』から > 導入したTeX環境を使っていたのですが、 > 奥村先生の『美文書』の第3刷が上梓されたのを契機に、そちらに乗り換えようと思い、 > このたび同書を購入いたしました。 どちらの本も、推薦できる素晴らしい書籍ですね! さて、pLaTeX2ε のインストール先は、それぞれ次のようになります: 乙部さんの本からは c:\ptex 以下へ、 奥村先生の本からは c:\usr\local 以下へとなります。 既に、それぞれの本からインストールされてあるのならば、 アン・インストールするのではなく、まず次の2つの環境設定を確認、 必要ならば修正変更してください。 ( その1: 環境設定について ) Windows 95/ 98 の場合には、C:\ の autoexec.bat に次の 2 行の記述があるか 確認して、なければ追加または修正( メモ帳などを利用 )してから再起動します: SET TEXMFMAIN=c:/usr/local/share/texmf SET TEXMFCNF=c:/usr/local/share/texmf/web2c ただし、Windows NT の場合には、システム環境変数またはユーザー環境変数を 登録してから、再ログオンしてください。 また Windows 2000 の場合ならば、環境変数を autoexec.bat に記述するので はなく、コントロールパネルのシステム --> 詳細シート --> 環境変数にて 「 システム環境変数 」として設定してから再起動してください。 ( その2: Gui-Shell の設定について ) 私は現在、Gui-Shell Ver.1.39 を利用しています。 Ver.1.39 へのアップデート・モジュールは乙部さんのページから入手可能です。 ここで、guishell の「オプション」--> 「フォーマットファイル登録」内において、 次の 3 点を確認してください。 これらが、レジストリに記録されます。 (1)platex.fmt にチェックが入っているか? (2)guishell.cfg が入っている場所が正しいかを確認してください。 (3)TEXMFCNF が上の(その1: 環境設定について)で記述したように c:/usr/local/share/texmf/web2c となっているかを再確認してください。 ============================================================== これで多分、最新版の pLaTeX2ε が実用的に利用できる、 秀丸エデイタと Gui-Shell Ver.1.39( 乙部さんの優れた作品 ) および dviout for Windows の総合環境が構築できることになります。 ============================================================== さて、これでうまく動くようになったとしても、 以前の乙部版が入っていた『 フォルダの c:\ptex は削除しない 』ことです。 随分と前のことなどで私の記憶が不確かですが、 c:\ptex\bin 内には Gui-Shell とか dviout for Windows が 入っていたのではなかったかと思いますから。

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