WinShell 2.1 のバグのその後

名前: 堀田
日時: 2002-03-23 15:52:32
IPアドレス: 203.104.172.*

WinShell for Windows 9x/NT4.0/2000/XP (c) 1998-2002 Ingo H. de Boer. Ingo H. de Boer 氏との数回のメールのやり取りにおいて、 明確になった点を以下においてお知らせいたします : (その1) 先の 7410 において指摘があった > Windows 98SE での確認ですが、 > TeX 文書のコンパイル時にエラー・メッセージが表示されると、 > 『 砂時計が表示されたまま 』のハングアップ状態になります。 これは、WinShell21.exe (2002/03/18; 1,571,978 bytes) にて解消されました。 (その2) 以前に 3745 にて指摘があった > ファイル (既に作成してあるもの) が > [File]→[Open]・・・としなければ開きません・・・ > 今までは、作成したファイルをダブルクリックしただけで開いていたのに。 これは、水野さんの 7499 にて解決されました。 この解決方法は、WinShell の公式ページの Discussion Board でも紹介されています。 水野さん、ご報告ありがとうございました。 (その3) 問題は次です。 私が 7487 にて述べた > Windows 98SE にて TeX 文書をコンパイルすると、以前の版では > MS-DOS プロンプトの窓が開いてコンパイルの様子が良く分かった > ( 例えば、エラーの時にはエラー箇所で止まったので、 > キーの X を押せば元に戻った ) のですが、 > この正式版では MS-DOS プロンプトの窓が開かないので、とても利用しづらいです。 この現象は Windows 2000 SP2 にても同様です。 今回の WinShell 2.1 の Features ( 仕様 )の一つだそうです。 実際のコンパイル時には MS-DOS プロンプトの窓が開かない変わりに、 WinShell 下部の Log-Windows( log file が表示される )から 『 ?印の付いた 』エラー箇所を自分自身で見つけなさいと言う方法になります。 これは、TeX 文書が長くなればなるほどその箇所を見つけるのは大変な作業です。 ( さらに Log-Windows では、X とか H などのキー・ボードからの入力を 全く受け付けません。) メールでは何度も以前のバージョンの様に、 MS-DOS プロンプトの窓が開いた方が利用しやすいと伝えましたが、 Ingo H. de Boer 氏によれば、これが今回の新しい仕様だそうです。 ================================================================== 以下は、私の利用してみての結論です。 新 WinShell 2.1 は動くが、実用的には利用できないソフトのように思います。 理由は、上記の(その3)によります。 結局、私はハード・ディスクから WinShell 2.1 を削除しました。 Good-bye and good luck WinShell 2.1 ! 現在は、秀丸と Gui-Shell Ver.1.39( 乙部さん作成 )の環境に戻って、 TeX の利用をしています。

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