名前: 鈴木 as ichimal 日時: 2002-02-04 21:32:22 IPアドレス: 192.47.168.*
はじめまして、電通大の鈴木と申します。 題名通りの質問なのですが、それだけだと意味不明なので状況説明します。 先日修論をplatex(の209 エミュレーション)で書いていたときに遭遇したのですが、 tgif 4.1 で作り、epsf.sty の機能で張り付けた eps 画像の一部が (1) xdvi では 表示出来るのに (2) dvipsk 5.78 を通すとおかしくなるという現象に見舞われました。 具体的なコードは下記のようなものです。 \begin{figure} \hfil\epsfile{file=foo.eps} \caption{foo} \end{figure} これがどのようにおかしくなったかといいますと、 (1) 日本語を含むもの → dvipsk を通すと画像の場所が単なる空欄になる (2) 大きな画像 → 上にずれる # なお、(1) は完全に英語化しても状況は変化しません。 # 一旦日本語を含めた状態で保存してしまうともうダメらしい そんな状況では論文を提出できないのでよくよく調査してみたところ、 最終的に生成された PostScript の記述から eps 画像の大きさ情報が 欠落していたことがわかりました。 たとえば、実際の (おかしな) 出力は以下のようになっています。 32 33 bop 0 344 a @beginspecial -1 @llx 345 @lly 395 @urx 843 @ury @setspecial 0 lly ury sub TR %%BeginDocument: foo.eps %!PS-Adobe-3.0 EPSF-3.0 %%BoundingBox: -1 345 395 843 しかし、本来上から2行目は次のようになっていなければなりません。 @urx 843 @ury 3440 @rwi 4980 @rhi @setspecial 0 lly ury sub TR @rwi, @rhi はそれぞれ (BoundingBox の各値から算出できる) 横幅、高さを 10倍した値を指定するようです。「おかしく」なっていたのは、ここで指定 されるべき大きさ情報が PostScript ファイルから脱落していたせいでした。 結局問題が発生する eps 画像に関しては TeX コードの段階で大きさを指定する ことで対処しました―それで解決できました。 \hfil\epsfile{file=foo.eps,width=344pt,height=498pt} ここからが質問です。 これ、一体何が問題だったのでしょうか? tgif のせい? epsf のせい? dvipsk のせい? 私の現在の知識ではこれ以上問題を切り分けできず、もやもやが溜っております。 なお、問題が発生した環境は以下の通りです。 (a) OS: FreeBSD 4.4-STABLE platex: 2.1.11 (ja-ptex-euc-2.1.11_1) tgif: 4.1.40 (ja-tgif-4.1.40) dvipsk: 5.78 p1.4d (ja-dvipsk-vflib-5.78a) (b) OS: VineLinux 2.2.17-0vl10 platex: 2.1.8 dvipsk: 5.78 p1.4e tgif: 未使用 長くなりましたが、以上です。よろしくお願いします。
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