Re: 「第6版LaTeX2e 美文書作成入門」に関連して

名前: tattsan
日時: 2014-02-14 19:43:49
IPアドレス: 125.30.43.*

>>57392 > 1)何がまちがいでしたか? texlive で扱わなくなったパッケージは auto-remove されます。ですので auto-remove が起きること自体は正常です。そして実際 gmeometric と voss-de は texlive から削除されています。 問題は hiraprop です。これは texlive の公式パッケージではなく、ノルベルトさんの tlptexlive レポジトリのパッケージです。そしてこれは tlptexlive レポジトリでは 削除されたわけではないので、auto-remove が起きたということはリポジトリの設定に 問題があるのかも知れません。 sudo tlmgr repository としてみて下さい。返ってきたリストの中に http://www.tug.org/~preining/tlptexlive/ が入っているでしょうか? (a) もしも入っていなければ、 sudo tlmgr repository add http://www.tug.org/~preining/tlptexlive/ tlptexlive としてリポジトリを追加する。 (b) もしも入っていれば、そのリポジトリに対する設定が変。 /usr/local/texlive/texmf-local/tlpkg/pinning.txt というファイルの中身はどうなっているでしょうか。 > 2)削除された、gmeometric、voss-de、hirapropは重要なファイルでしょうか? gmeometric はそもそも CTAN からも削除されています。 (geomety.sty の \gemometry命令を文書中でも使えるようにするというものだった) voss-de はドキュメント集ですので組版には影響しません。 (数学関係の組版やパッケージの解説で、全部ドイツ語です) hiraprop はヒラギノの欧文部分を利用するためのパッケージです。普通は欧文に 日本語フォントは使いませんから、通常の使い方では必要になりません。しかし ヒラギノをお持ちの方なら、これは興味のあるパッケージでしょう。 > 3)これらのファイル単体を再インストールする方法はありますか? リポジトリに存在しているパッケージなら sudo tlmgr install hiraprop のようにしてインストールできます。しかしリポジトリから削除されているものは 当然これでは無理です。ただしlocalに古いファイルがバックアップされていますので、 たとえば sudo tlmgr restore gmeometric としてバックアップされているファイルの有無を確認し、存在すれば sudo tlmgr restore gmeometric 15878 のようにリビジョンを指定して復活させることができます。 詳しくは texdoc tlmgr として tlmgr の使い方を調べてみて下さい。

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