名前: . 日時: 2014-01-09 15:30:57 IPアドレス: 59.134.169.*
>>57315 ＞\DeclareSymbolFont{letters}{OML}{zplm}{m}{it}%---(1) ＞\DeclareMathSymbol{z}{\mathord}{letters}{"7A}%---(2) >(1),(2) の記述を newtx の sty ファイルの後にしますと， >ページ送りの行が変更されたりします．その sty ファイルの前なら変更されません． >このことは，\DeclareSymbolFont をした段階で >mathpazo.sty を読み込んだことを意味するのでしょうか． いいえ．(1)，(2) の記述だけではファイル mathpazo.sty 自体は読み込まれません （が，mathpazo パッケージに関係する fd ファイルの一部は適当なタイミングで 読み込まれるでしょう）． しかし，(1) の設定は（(2) の設定の有無によらず）数式中のアルファベットなどを 変更します（ページ送りなどの狂いはそれに由来するものと推察されます）． # (1) を適用したときとそうでないときの数式部分の処理結果を # 注意して比較してください． そして，(1)（および (2)）を newtx パッケージの読み込み前に記述したときには， 単に newtx パッケージ自体での数式フォントの設定で (1)（および (2)）が 上書きされて無効になっているというだけでしょう． 数式中の「z」のみの書体を変更しようというのであれば， 1440 での記述例のごとく， 「z」だけに対して用いる数式グル―プを新設してそれに対するフォント指定を行います （bold バージョンに対する指定も必要があれば補います）． # それと同等のことを仮想フォントを作成して行うという手もあります． なお，「z」に対しては \mathord ではなく \mathalpha にするほうがベターと思われます． # \mathord が適用されていると，\mathbf 等の数式用書体変更コマンドでの # 書体変更ができません．
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